かがやき+1 令和2年7月
2020年7月7日

「おたまじゃくしがやってきた!」







長谷幼稚園にはいきものがいます。
それぞれのクラスでめだか、ざりがに、きんぎょ、かめなどを大事に育てています。

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かめの動きをじっと見つめたり、「ごはんたべたー!」と自分たちがあげたエサを食べてくれるのを喜んだりとゆったりとした時間です。
ごはんをあげていたら、ちょっとドキドキしていた心もほぐれてきたあかのこ(年少児)もいました。

6月のはじめには、光則寺の池から園長がおたまじゃくしをつれてきてくれました。子どもたちは興味津々。日々えさをあげて大事に育てていました。
毎日水槽をのぞいて、じっと見つめているAくん(年中児)。そのAくんが「きてきてー!」と目を丸くして呼んでいます。水槽をのぞいてみると、おたまじゃくしに"あし"がはえていました。Aくんは嬉しそうに目を輝かせてずーっと見つめていました。帰りの時間にクラスの子たちに伝えたり、おうちの方にも伝えていました。

またある日、Aくんが「みてー!」と言いながら嬉しそうな表情をしていました。見てみると今度は手がはえていました。

7.02 (2).jpegおたまじゃくしの成長に感動していたAくん。こんなにも心が動くって素敵ですね。周りにいた子どもたちも不思議そうにながめたり、他の子に伝えにいったり、みんな嬉しい気持ちです!

日々成長して、とうとう数匹のおたまじゃくしは"カエル"になりました。ペタッと水槽のふちにくっついてとまっています。まだしっぽが残ったままの小さなカエル。子どもたちはカエルがとんでいかないように、そーっと見つめていました。そのカエルたちは光則寺の池にかえしました。

7.03 (2).jpegただじーっと見つめている子がいたり、成長に感動したり、自分もカエルに変身しちゃったり、いろいろな子がいます。いきものって不思議だな、おもしろいなと保育者も子どもと一緒になって感動しました。
光則寺にいったときはカエルの鳴き声がするかなーと耳をすませてみてください。