かがやき+1 平成23年5月
2011年5月31日

この「かがやき+1」では、子どもたちの姿を通して、保育者が、保育の中で感じたこと、考えていること、大切にしていることをお伝えしていきます。 今回は   

『みーんな、げんき!』

です。

 みーんな、げんき! 長谷幼稚園では、子どもたちが、オタマジャクシやメダカ、カメを育てています。幼稚園のすぐ近くにある光則寺には、クジャクのクースケ、クーコ、そのこどものボクチャンもいて、子どもたちにとって、とても身近な存在になっています。 最近、これらの生き物たちが、色んな姿を見せ、子どもも大人も、興味津々なんです! 子どもたちが、ご飯粒をあげて育ててきたオタマジャクシは、足が生えてきました。オタマジャクシの足って、尻尾のつけね辺りから生えてくるんです。そして、意外に、細いんです。これから、カエルになるまでの変化も、楽しみです。 あるクラスでは、ある日突然、オタマジャクシの水槽に、小さな小さなメダカの姿が。メダカがいないのに、メダカが生まれた!と子どもたちは大興奮。どうやら、水槽の中の水草に、卵がついていたようなのです。初めは、よく目を凝らさないと見えないくらいの小ささでしたが、日に日に、大きくなってきていて、子どもたちもその成長を楽しみにしています。 カメは、冬眠から目覚め、元気いっぱいです。ある日、コンッと音がしたので、子どもたちと、「何の音?」と話していると、「あー!!カメが!!」とある子が叫びました。あまりに元気が良くて、水槽の蓋を頭で押し上げ、前足を水槽のふちに乗せて体を持ち上げ、水槽から落ちてしまったのでした。「すごーい!ちからもちー!」と、子どもたちもびっくりでした。 お寺に散歩に行くと、子どもたちは、クジャクたちに会うのが楽しみです。「ドクダミのはっぱ、だいすきだよね!」と、ドクダミの葉を探してあげたり、「はね、みせて〜!」と声をかけたりしています。ある日、まだ大人になっていない、オスのボクチャンが、まだまだ短い羽を広げていました。大人のクジャクの、模様の入った長い羽とは違う、短くて、茶色い羽。それを体いっぱいに広げる姿は、何とも愛らしいものでした。 子どもたちも、生き物たちも、元気いっぱいです。未就園の皆さん、長谷幼稚園に遊びにいらした際には、是非、これらの生き物にも注目してみてくださいね。 H23.05-PLUS1[1].jpg