11月18日(火) ワクワク モグモグ 焼き芋の日!
11月18日(火) ワクワク モグモグ 焼き芋の日!
「おはよう!なんかけむ~い。」
そう、今日はみんなが楽しみにしていた焼き芋の日。
きいろの子(5歳児)達が掘って、運んできたお芋をみんなで頂く日です。
園庭にドラム缶が二つ据えられ、ボウボウ、モクモク煙が立っています。
スタンプを押したら、せっけんで手を洗ってお芋をアルミホイルでくるむ、くるむ。
「おいしくなぁ~れ」
うんうん、きっと美味しいよ。楽しみだね~。
終わって外に出ましたら
「うわー、けむりがこっちにくる!」
「なに、今、バチンって言った!」
火を見てワクワク顔の子ども達。
「匂い、かいでみる?」
園長が焼きかけのお芋を嗅がせてくれます。
「甘い匂いしてきてる!」
「おなかすいちゃった!あーん」
保育者からのお話を聞きます。
板が置いてある中には入っちゃいけないんだな。火は熱いもんね。
焼き芋の間、お母さんたちがちゅうちゅう会をしてくれるんだな。・・・えー!?
本当だ、お母さん達がいっぱいいる!
いそいそと並んで、何が始まるのか見守ります。
「ろうそく、ポン♪」
今日のろうそく、でっかい!!
「これか らはじまるお話か~い♪」
ワクワクワク...
まずは、巨大絵巻物「おおきなおおきなおいも」
赤羽末吉さんの絵本を、園のお母さんたちが巻物にしたもの。かれこれ10年物。
読みながらクルクル巻いていくのです。
一体どんなお芋かな?
「まだまだ、まーだまだ、まだまだ~」スルスルスルー
「ながーい!!」
「そんなのあるはずないじゃーん!」
子ども達、大喜び。よしよし。
ここからは色ごとに分かれて行います。
こちらはやきいもジャンケン。
なんと、今日はジャンケンクイーンが来ているんだって!勝てるかなあ!?
「やっきいもやっきいも、おなかがグー!」
「ほっかほっかほっかほっかあっちちのちー!」
「パーは顔も、パー!ってするからね~」
子ども達はもちろん、お母さんも楽しそう!
「やきいもまとめてグーチーパッ、それ、ジャンケンポン!!」
満面の笑みの子、一瞬の悔しい顔、のち、じりじり動き出す子。
動画でお見せできないのが残念。本当に可愛らしいです。
こちらは絵本。『おならうた』や『ばばばあちゃんのやきいも大会』など、
焼き芋ちゅうちゅう会にぴったりの本を読んでもらいます。
そしてこちら、新聞紙で大変身!の、消防士さんのお話。
「火事だー!ホースで水をかけなきゃ。放水、開始ー!!」
「あっ、高いところにも火が!大変だ~ホースじゃ届かない!」
どうなっちゃうの!?真剣に見つめる子ども達。入り込んでます。
はしごを伸ばしてー・・・届いた!!
火が消えたぞ、良かったよかった。
と思ったら今度は大洪水!船になって一安心、もつかの間、岩にぶつかって船が壊れちゃう!
「助けてー、あたし溺れちゃうぅ~」
今度はなんと、新聞紙が救命胴衣に早変わり。
「助かったー、焼き芋食べに泳いで帰らなきゃ!」
「そうだ、焼き芋食べずに死ねるかぁ!!」
母さん達の名演に、子ども達も大喜び。なんて楽しいちゅうちゅう会!
お、焼き芋のいい匂いがしてきましたよ。
名残惜しくもちゅうちゅう会を終えて、手を洗った後は色ごとに分かれて座ります。
待ちに待った焼き芋が配られます。
「ホカホカだね」「いい匂い!」
ちょっとそわそわしながらいただきますを言って、いよいよアルミホイルをむいてふーふー、パクリ。
最初こそ「美味しい!」と声が聞こえますが、モグモグ夢中で食べているみんな、静かで幸せそう。
お芋をほおばる子ども達って、なんて可愛い生き物なんでしょう。
お芋を掘ってきたきいろの子達、ありがとう。
今年のお芋も、とっても美味しかったね!
お芋パワーもりもりになったきいろの子たち、残っていたはせの世界の
釘つきの板や木箱から釘を取っていました。みるみるうちに解体されていきます。
真剣な目で釘を裏から打って外す姿は、まるで職人さんのよう。手早さにびっくりです。
子ども達もおとなも、とっても楽しい焼き芋の日でした。