4月7日(金) 幼稚園始まりの日
4月7日(金) 幼稚園始まりの日
海棠も見事に咲き揃い、新学期を迎える頃となりました。
長谷幼稚園の新学期は、在園児が一日早く登園するところから始まります。
朝、門を入ったところに、各クラスの名簿が張り出されていました。
「やったー!一緒のクラスだね。」
「また、同じ部屋だ」
「○○さん、一緒よ。よろしくね(母)」久しぶりに再会し、
園庭は歓声に包まれました。
花ぐみ、鳥ぐみ、風ぐみ、月ぐみの他に、今年度は
新たに「星ぐみ」も加わり
賑やかな春が訪れました。
「ぼくはなにぐみになったのかなあ・・・」
一日早く来る訳は、新しいクラスの友達や担任との顔合わせともうひとつ、
新たに入園してくる仲間を迎える準備をするためでもあります。
何もわからず入ってくる小さな子に思いをめぐらせ、子どもたちは考えます。
「トイレがどこだか教えてあげる」
「長谷幼稚園の歌を歌ってあげる」
「長谷幼稚園に入ってくれてありがとうって言う」
長谷幼稚園の生活は、子どもたちが中心となって作られていきます。
新入園児を迎えることも、保育者がすべて整えるのではなく、
何ができるか、どんなふうにするのか、子どもたちと一緒に動いていくのです。
歌も歌おうよ。こんな風にさ。
「うわ〜、素敵な絵が描けたね。新しく来る子のために、これも部屋に飾ろう」
「うん、この場所がいいな」
下駄箱に貼る目印も、手作りします。自分の分と、新しく来る子の分に絵を描きます。
ほら、こんなに楽しい目印のシールができました。
さあ、あとは、新しい仲間がやってくるのを待つばかり。
どんなことをして一緒に遊ぼうか、楽しみにしていようね。