この「かがやき+1」では、子どもたちの姿を通して、保育者が、保育の中で感じたこと、考えていること、大切にしていることをお伝えしていきます。
今回は
です。
長谷幼稚園には、毎週水曜日、「みんなであそぼう」という日があります。この日は、幼稚園の園児と、そうでない未就園の子とその保護者の方が、幼稚園で一緒に遊ぶことができる日です。
こう言ってしまうと、「みんなであそぼう」以外の日には、園児でない子は幼稚園に来てはいけないのかな、と感じられる方もいるかもしれませんが、決してそんなことはなく、長谷幼稚園では、いつでも、遊びに来たい子どもたちを歓迎しています。
幼稚園が、地域に開かれた場でありたいですし、このホームページなどで長谷幼稚園に興味を持ってくださった方に、実際に長谷幼稚園の子どもたちや保育を見たり、一緒に遊んだりしていただきたいと思っています。
その時々によって違いはあるのですが、みんなであそぼうの日は、幼稚園の子も、未就園の子も、みんなが同じ活動をする、というのではなく、一人一人がその時したい遊びができるような過ごし方をすることが多いです。
ですから、未就園の子も、長谷幼稚園の中で見つけた好きなところ、興味のあることで、たっぷり遊んでいただければと思います。
幼稚園の子どもたちも、ある子は砂山に川をつくっていたり、ある子は部屋の中で友だちとお店を開いていたり、と、それぞれの遊びに夢中になっていると思います。
そこに未就園の子が入って来た時にも、子ども同士、自然に一緒の場で過ごしています。
ですから、幼稚園の子どもたちと遊びたくなった未就園の子は、どうぞその遊びの中に入ってみて下さい。
幼稚園の子どもたちが、未就園の子と一緒に遊んだり、幼稚園のことを教えたり、帰り際にみんなでトンネルを作って見送ったり、と、未就園の子を歓迎する姿も見られるようになってきています。
また、未就園の子も一緒に遊べるようにと、座る場所をつめてあげたり、数に限りのあるものも、譲り合って使ったりと、子どもたちの中に、自分たちだけでなく、みんなで楽しく遊べるようにと考えて過ごす姿が見られるようになってきて、とても嬉しく感じています。
幼稚園の中では、たくさんの子どもたちが遊んでいます。
時に、子ども同士が、お互いに思いがうまく伝えられずにぶつかってしまう、といったこともありますが、そういった子ども同士の様々な関わりを、私たち保育者も見ていきたいと思っています。
もし、幼稚園で遊ぶ中で、保護者の方が困ってしまう出来事があった時には、遠慮なく保育者までお伝え下さいね。
私たち保育者は、未就園の子が幼稚園に来てくれることで、幼稚園の子の中に、『自分たちが、普段一緒に過ごす仲間ではない友だちのことを受け入れる気持ち』が育っているのを感じ、とても嬉しく思っています。
長谷幼稚園という場が、幼稚園の子も、そうでない子も保護者の方と一緒に、みんなで楽しく遊べる場になるといいなと願っています。
<みんなであそぼうの日について>
*基本的には毎週水曜日がみんなであそぼうの日です。
それ以外の日も、いつでも長谷幼稚園に遊びに来てください。
その場合は、休園日や園外保育のこともありますので、
0467−24−2310まで確認していただけると確実です。
*毎月最終水曜日は、誕生日会があるため、
みんなであそぼうの日にはしていません。
*幼稚園で遊ぶ際は、おうちの方が一緒に過ごしてくださいね。