12 月7日（月）　宇宙人のおはなし
12 月8日（火）　竜宮城のおはなし
　

12 月7日（月）　宇宙人のおはなし

今日と明日は「お家の方も一緒に過ごしましょう」の日です。
子どもたちはなんだかソワソワ。いつもとちょっと違う園の雰囲気です。
部屋をのぞくと、「宇宙人のおはなし」のチケットをくれました。

　
後ろの絵は、はせ幼稚園です。
前の箱は、宇宙です。

はせ幼稚園にいた宇宙人が、宇宙船に乗って宇宙に帰るのです。
　
恥ずかしいからセリフはなかなか言えないけど、宇宙人の二人です。

　　　　　
宇宙船に乗っている二人の前に、宇宙の箱から地球がとび出してきました。
そして、宇宙人たちと輪になってぐるぐる回り始めました。
「これでぼくたちは友だちだー！」
そこへ土星や火星たちも出てきて、どんどん仲間が増えていきます。
みんなでぐるぐる回って、友だちになりました。

　
すると今度は、ブラックホールが現れてみんなを食べ始めました。
みんなのみ込まれちゃう！
星たちは散り散りになってしまいました。

　
宇宙人たちがブラックホールにのみ込まれると、無事お父さんお母さんの待つ家に帰ることができました。
めでたしめでたし！

これは子どもたちの中でどんどんふくらんだお話。
劇の仲間を勧誘したり、衣装や舞台を作ったり。子どもたちの思いがいっぱいの世界でした。

しばらくすると、みんなで絵を描いている、いつもの風景。
　　　　　
「あれっ？こっちが空だよ。お日さまかいたし」
「あっ、、こっちに空かいちゃった...」
「・・・」
「あ、そうだ！こっちを海にすればいっか！」
「じゃあ、エメラルドグリーンの海ね」
子どもたちのこの柔軟さ！左右から同時に空を描いちゃってもうまくいくのです。


12 月8日（火）　竜宮城のおはなし

今日もお母さんやお父さんたちが来ています。
　
「にんぎょうげき、はじまるよー！」
もちろん見ます！

　
どうやら女の子たちが迷子になってしまったようです。
困っていると、乙姫さまと出会いました。
「わたしのお城に泊まりませんか？行きましょう！」

　
すると、大きな魚がやってきました。「乗ってください」
魚は乙姫さまと女の子たちを竜宮城に連れていきます。

　
竜宮城に着くと、みんなは歌をうたって遊びます。
海と言えばもちろんこの歌！
「タコとクラゲがゆうれるう～♪ゆうれるう♪ゆうれるう♪」
魚もゆれています。

　
遊ぶうちに、タコが乙姫さまになれる玉手箱を食べちゃってケンカしたり、お弁当をもってピクニックに行ったり。
ピクニックでは、「なんとそこにおじさんがいました。
でも「こわーい」と言っておじさんは逃げていきました」という事件が突然入ったりします。
竜宮城に帰ると、みんなで「虹」を歌いました。

　
最後は舞台からみんなが出てきて、「タコとクラゲがゆうれるう～♪」をもう一度うたってくれました。

お客さんも思わず「かわいい！」と声が出ちゃうほど微笑ましい人形劇でした。

宇宙も、竜宮城も、誰とでもすぐに友だちになれるお話。
子どもたちの頭の中はなんて素敵なんだろう。
園のあちらこちらで広がる子どもたちの世界の、これはほんの一部です。