3月15日(火) もうすぐ卒園
3月17日(木) 「みんなありがとう」の日(卒園式)
3月15日(火) もうすぐ卒園
2日前に東日本大震災が起こり、大きな被害が出ました。
昨日は幼稚園もお休み。
今日は少し遅れて10時から幼稚園が始まりました。
大きな災害に小さな胸を痛めている子も多いでしょう。
でも幼稚園に来てともだちに会えたら元気いっぱい。
外で思い思いに遊びます。
トンネルつながるかな?
おにやりたいひと〜?
外で遊んだあとは、へやに入って何やら相談している様子
「ほし組みんなで過ごせる最後の日に、何して過ごしたい?」保育者の問いかけに
「くっつきたい〜!」
みんなでくっついちゃいます。
♪くっつき〜くっつき〜くっつくの大好きぃ♪歌もできました。
あかの子とあおの子でつくったトンネルを、
きいろの子にくぐらせてあげて門出をお祝いすることになりました。
小さなトンネル、大きなきいろのこは寝っ転がって通ります。
このメンバーで過ごせるのもあと2日となりました。
3月17日(木) 「みんなありがとう」の日(卒園式)
今年の卒園式は、子どもたちが考えて「みんなありがとう」の日としました。
1週間前に東日本大震災が起こり、皆の心に不安の気持ちが募る日々でしたが、
計画停電中にもかかわらず、滞りなく行うことができました。
幼稚園の思い出とともに、
今こうして命あり今日の日を迎える事ができたことに感謝の気持ちが湧いた、
まさしく「ありがとうの日」となりました。
被災者の方々に黙とうを捧げた後、ののさまに献香、献花して始まりました。
きいろの子が、「ののさまのおなかの中で、
園長から『おめでとうのしるし(卒業証書)』をもらいたい」と言って造った台は、
ののさまの体になっています。
鼻の穴の入口から入ってお腹で受け取り、おへその出口がら出ます。
名前が呼ばれるとともに、ひとりひとりのかがやいた思い出の紹介があります。
父母だけでなく子どもたちも、きいろの子ひとりひとりにどんな思い出があったか、
思い出しながら祝福します。
「風のふるさと」はみんな大好きな歌。
あかの子、おあの子も精いっぱい歌いました。
クラスごとに膨らませた世界を見せてくれました。
自分たちでつくった歌やピアノの鍵盤になって演奏してくれました。
ポテトコーラスの心のこもった歌声が、
長谷幼稚園でのたくさんの思い出や新しい一歩への思いとともに、みんなの心にしみました。
卒園、おめでとう!
胸を張って、新しい一歩をふみ出して!!
あなただけの花を咲かせてね。