5月30日(火) 誕生会の用意をしよう
5月31日(水) 誕生会
6月1日(木) とんかち のこぎりを使って
5月30日(火) 誕生会の用意をしよう
今月のお誕生会は、各クラスでお祝いすることとなり、今日はその準備です。
それぞれの部屋では、どのように誕生月の子を祝うかの相談が始まりました。
〈月ぐみ〉
月ぐみでは、誕生月の二人の子の“好きな色”で何か楽しいことをしよう、ということに。
二人が好きな色は赤と青。
他の子はべとべとのり(小麦粉で作ったのりに色を付けたもの)になって、トンネルを作り、
その中を青と赤の絵の具に扮した二人が通り抜けて、最後は二つが合わさって、
なんと紫になる、、という素敵な話ができあがりました。
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トンネルになっています。みな、お腹に何やらくくりつけているのは、
手作りの“おいしいもの”の数々。二人がトンネルをくぐる際、もぎ取って行くそうです。
〈星ぐみ〉
星ぐみでは、いつも歌っているお気に入りの「畑のポルカ」という曲に、
誕生月の子を入れて替え歌を作っていました。登場するのは、
その子たちの好きなものです。
1番目の畑に “みかん”を植えたら、となりの○○が“プチプチ”食べた
2番目の畑に “お花” を植えたら、となりの○○ちゃんがおはなを摘んだ
3番目の畑に “ケーキ”を植えたら、となりの○○がろうそくを消した
畑のまわりでポルカを踊ろう ○○を連れてきて ポルカを踊ろう〜♪
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歌を歌った後で、誕生月の子は電車に乗り、着いたところで、
この、お花のカードをもらうそうです。丹念にお花を貼り付けていました。
〈風ぐみ〉
風ぐみでは段ボール箱を切り開く子や、絵を描く子、花を作る子、
自分の衣装を考えている子などで賑わっていました。
“お花の道を通るとお化け屋敷があって、窓からお花を出してくれる”という設定で、
みんなで取りかかっていたのでした。
「こわいお化けじゃ、泣いちゃうから、やさしいお化けなのね。」と、気遣いも見せます。
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お花の道まで乗っていくという電車を作っています。「電車ができたよ。乗ってみよう。」
「お化け屋敷の屋根にこんな大きな布はどう?」と保育者が広げます。
たちまち子どもたちは歓声をあげ、「そしたら、ここに隠れていてパッと出てくるのは?」
とアイデアも広がります。「いいね〜。やってみよう!」
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「まだだよ〜。」 作りながら、遊びが盛り上がっていきます。
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ドラキュラの歯を口につけています。なかなかうまく入らないようでした。
〈花ぐみ〉
みんなの考えを合わせた結果、
「マントのついた飛びケーキ」なるものを作ることになりました。
「柱と柱があって、その間に紐を渡して、ケーキをぶらさげる」のだそうです。
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柱はこんな具合に組み立てよう。
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こちら側にもケーキをぶら下げるよ。
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完成間近。ろうそくも付いていますね。
〈鳥ぐみ〉
誕生月の子の好きな、「消防車」や「飛行機」をミックスさせた「乗り物」を
作ることにした鳥ぐみです。
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だいたい形ができてきました。
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飾る絵も描いています。
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これは、みんなで飲むジュースです。
5月31日(水) 誕生会
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花ぐみです。ののさまにお花を供えます。
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「誕生日の子へのプレゼント、部屋のどこかにあるんだよ。ヒントは赤いモノの中。」
「あ、あそこだ!」みんな注目です。
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中から、保育者手作りのお祝いのカードが出てきました。一人一人に渡します。
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「ふ〜っ」順番にろうそくを吹き消しました。
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飛びケーキ。おいしかったかな?
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鳥ぐみはみんなで乗り物にのり、ジュースで乾杯!
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月ぐみ。べとべとトンネルをくぐり抜けた「赤ばあちゃん」と「青バブちゃん」は
ごっつんとご対面。
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そして、紫色になってしまいました。「お誕生日、べとべと〜!」
6月1日(木) とんかち のこぎりを使って
長谷幼稚園では、一見危険にも見えるとんかちやのこぎりなどの道具も、
子どもたちに使う機会を作っています。
紙、箱、段ボールなどの素材とは違い、木は子どもにとっては扱いにくいものです。
しかし、だからこそ、工夫したり、時間をかけて作り上げていこうとする気持ちが生まれたり、
できあがった時の達成感が大きいのです。
木で作った空間は立体的で大きく丈夫なので、子どもが乗ったりくぐったりして
遊ぶことが出来ます。
自分たちで作った空間で遊べるということは、うれしく、自信につながることでしょう。
この日、赤(3歳児)、青(4歳児)の子の中に、初めてとんかち、のこぎりを
手にする子が多かったのでまずは部屋で道具を使うときの約束をしました。
・人に向けない。
・持って走ったり振り回したり投げたりしない。
・園庭の木や幼稚園の物に釘を打ったり切ったりしない。
・使った後は数を確認し、元のところへ片づける。 などです。
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黄色(5歳児)の子に、「ぼくもやりたい。」と赤(3歳児)の子。
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「もうちょっとここを持って。」と一緒に打っていました。
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のこぎりは、切る子と押さえる子の連携が見事です。
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年上の子の様子をじっと見ていますね。
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トントン、、一本の釘を打てたことが赤(3歳児)の子にとっては何よりうれしい。
黄色(5歳児)の中には、最初にコツコツと釘の頭を木材に固定した後で、
2回で打ってしまう大工顔負けの子もいて、その得意満面な表情は、
なんともいえず良いものでした。