11月7日(月) 画家に変身
11月8日(火) お楽しみの部屋へ
11月10日(木) 秋のミニコンサート鑑賞会
11月7日(月) 画家に変身
今日は11月とは思えない暖かさの中、2クラスは散歩へ残りの2クラスは幼稚園で思い思いの素材を楽しみました。
まず、絵の具はちょっといつもと雰囲気を変えて、倉庫からイーゼルを出して、絵を描く事になりました。
友達と一緒にイーゼルを運び、画用紙も自分達で画鋲で貼って、画用紙いっぱいに絵を描いています。
「ピープー」と口笛吹きながらノリノリで描く子、「線路は続くよー」と歌をうたいながら、今にも動きだしそうな電車を描く子。
青空の下、太い筆で大きな画用紙に描くのは気持ちいい!
たまたま散歩で通りかかった保育園のお友達が、
「お兄さんお姉さん達、イーゼルで絵描いていて素敵ねえー。」と門のところから声をかけてくれ、うれしさアップ。次は何描こうかなーと画用紙片手にはりきっていました。
こちらは、陶芸用のひんやり冷たい粘土。
まずは感触を楽しみ形にこだわらず、こねてこねて・・・
指でぎゅぎゅとにぎっていくと、「ほーらどんどんのびてきたよ!」「あっ合体!!」
自由自在にひろげ、最終的にはぺちゃんこにつぶれて、「これ島だよ。」と粘土島で遊んだり
「恐竜が住んでるんだー。」「ジャングル」と粘土はあらゆるものに変身です。
子ども達の世界、友達との自然な関わりの中で、どんどん広がって行きます。
11月8日(火) お楽しみの部屋へ
今日は「うた」「おどり」「ゲーム」「おはなし」と、部屋ごとに違うお楽しみができるようです。
子ども達は、自分で選んで好きな部屋へ入って行きました。
こちらは、「うた」の部屋です。
子供達が歌いたい歌をリクエストできます。「スイッチ オン!」の合言葉でピアノが流れ、
素敵な歌声が聞こえてきます。
「平井堅!」とのリクエストもありました。黄色の子(年長)のアカペラもかっこいい。
こちら「おどり」の部屋では虫達の音楽会が催されています。
長谷幼稚園に講演会にきて下さった絵本作家の得田之久さんの絵本から生まれた歌に
合わせ、皆が虫になりきって踊ったり、「おもちゃになりたーい」とおもちゃになりきりクルクル回りながらダンスをしています。
「おはなし」の部屋では保育者が大型絵本を読んでくれていますよ。
最後「ゲーム」の部屋では、こしょこしょ話の伝言ゲーム。
子ども達のハンカチを使ってハンカチ落とし「皆だんご虫みたいに小さくなって、ハンカチを落としてもらうのを待っていました。「粘土ゲーム」という皆で考えたゲームでは、子供が粘土になりきり、思い思いの形になり何に変身しているか皆で当てっこするゲームでした。
今度はどこのお楽しみの部屋に行こうかな・・・
11月10日(木)秋のミニコンサート鑑賞会
長谷幼稚園には保護者のサークルが多数あります。長谷ママの中には、プロ級の芸術家に手芸家・テニスプレーヤーなどなど多才なお母さん達もたくさんいるので、教えたり教えてもらったり、保育時間中は保護者もどこかに集い楽しんで活動しています。そんな幼稚園在園・卒園の長谷ママで構成されているサークルの一つに、コーラスグループの「ポテトコーラス」があります。今日は、2年に一度の「秋のミニコンサート」。会場は園舎の2階です。
電車に乗って来た和尚さんとタヌキが、『山寺のおしょうさん』の歌に合わせて、踊ります。
「♪しゅしゅぽぽ・・しゅしゅぽぽ・・ぽっぽー♪」
と元気のよい歌声とリコーダーの演奏にのせて現れた電車。
『ロックンロールきしゃぽっぽ』という曲で幕開けです!
みんなのまわりをぐるっと一周するタヌキや、和尚さん、やぎ、鬼、
いろんな格好をしたお母さん達のポテト電車に子ども達、釘付けです。
「あれ?◯◯くんのお母さんかなぁ?」「本当だー。」笑顔がこぼれます。
今度は子ども達も良く知っている『オニのパンツ』。ちょっぴり怖そうかと思ったら、かわいい鬼がまずは踊ってくれ、繰り返しでみんなも一緒に、振り付きで「おにーのパンツはいいパンツー♪」「つよいぞーつよいぞー♪」
続いて『やぎさんゆうびん』見覚えのある、お母さん白ヤギと黒ヤギさんです。
歌声に合わせ、お手紙をパクパク食べるヤギ達。
お次は『はと』です。「♪ぽっぽっぽー はとぽっぽー♪」
ピンクとブルーのきれいな羽根をつけた鳩がきれいな音色の笛を吹きながら、ダンス。
「わーかわいい!」と女の子達に大人気。そして『ドレミの歌』では、子ども達も一緒に大合唱になりました。
そのあとは、不思議なことが。
「アーブラカタブラ フッ」と紙に細かな穴が開いているものに魔法をかけて、小さな箱のその紙を通してみると、「♪おひさまひかる ひろいそら」と長谷幼稚園の歌のメロディーが、オルゴールから聞こえてきたのです。「えーどうしてかな?」「静かにしてー聞こえないよー」と不思議そうに耳を傾ける子ども達。
コンサートを観に来て、子ども達の後にいたお母さん達も、「どうやって作ったんだろう」と驚いていました。
次は、今回のコンサートのため結成された5本のソプラノ・アルトリコーダーのアンサンブル。
笛を吹くのは、小学校や中学校以来というお母さん達でしたが、育児で忙しい中、
時間を見つけて、自分で練習したり集まって合わせたり、連日練習を重ねてきました。
曲は、魔女の宅急便より『晴れた日に』と、『グリーンスリーブス』。猛練習の甲斐あって、素晴らしいハーモニー。
そして、リコーダーとコーラスによる「ふるさとの四季」。バックには美しい手作りの影絵が歌に合わせてライトアップされています。曲目は『ふるさと・春の小川・おぼろ月夜・こいのぼり・茶摘み・夏は来ぬ・我は海の子・村祭・もみじ・雪・ふるさと』をメドレーで。
歌い継いで行きたい素晴らしい自然や四季を歌った日本の歌の数々に、お母さん達もじ〜ん。影絵も色彩豊かに、時に人が手遊びや田植えをしているものもあり、まるで映画のようでした。
すべての曲目が終わったあと、子ども達からのアンコールに応えて、はせっこ達の大好きな歌。
『やさしさに包まれたなら』と、『風のふるさと』を歌ってくれました。
そして、子ども達からも、ありがとうの気持ちを込めて、『世界に一つだけの花
』と、『風のふるさと』を歌いました。『風のふるさと』は、ポテトコーラス
のリーダーの作詞作曲で、長谷幼稚園の50周年記念に作られた、オリジナルの
歌なのです。さわやかなメロディーの中に想い出や、明日への思いがたくさん
詰まった素晴らしい歌です。
今度、ポテトコーラスの美しい歌声が聞けるのは、来年3月の卒園式です。毎年、卒園式での歌声が、お母さん達の涙を誘います。今年もあと、4ヶ月後には、そんな日が来てしまうのですね。今日は、盛りだくさんの素敵なコンサートをありがとうございました。
ポテトコーラスの後のお弁当タイム。お天気が良いので、先日完成した、オヤジの会の卒園制作の一つ、2階のウッドデッキ&テラスでお弁当を食べることになりました。
「しゅしゅぽっぽー」と先ほどのポテトコーラスでの歌を口ずさみながら、お弁当の用意。
「今日は焼きおにぎりだー」「僕のデザートなにかな・・」
気持ちのいいウッドテラスは、子ども達に大人気。お弁当の時間以外にも、日差しが気持ちいい時は寝転がったり、遊んだり。お母さん達が部屋に行く時も、
「スリッパを履かなくてもあたたかいね〜」と、評判です。オヤジ達も作りがいがありましたね!
こちらのクラスは園庭で・・・ウッドテラスから撮影。「ヤッホー。」
こちらのクラスは、「どこで食べようか。」「あたたかいから部屋の前がいいよ。」
1階のデッキで・・・「いただきます。」