はせっこアルバム
2002年3月16日

3月16日(土) はせようちえん さよならの日(第50回卒園式) など

3月16日(土)はせようちえん さよならの日(第50回卒園式)
とうとう黄色の子が卒園する日がやってきました。 見送る立場の、桃・赤・青の子たちも、盛装の先生たちを見て、「今日は特別の日なんだ」と、口数少なです。
今日の主役、黄色の子たち。 緊張のなかにも誇らしげです。 いつものどろんこまみれの服と違って今日はみんなドレスアップ。 ちょっと大人の雰囲気をただよわせて、出番を待ちます。
式が始まりました。保護者と在園児の拍手のなか、黄色の子たちが一人ずつ入場してきます。 入り口のドアは、みんなが書いた絵で飾られています。 黄色の子お手製の、トンネルをくぐって、着席します。 
 式はマンモスの司会で進められます。 献香・献花のあと、長谷幼稚園の歌を斉唱。  そして、卒園証書の授与です。 長谷幼稚園の卒園証書はちょっと変わっています。 木の板に一人ずつの写真と証書が貼ってあるのです。 証書の文章も、とても 心のこもったものです。 卒園児の名前を、それぞれの担任が「さん」付けで、呼びます。 もう一度あのトンネルをくぐって園長の前に立つまでの間、 マンモスが、一人一人の良いところや、思い出を、語ります。 「○○ちゃんは、いつも、アイデアいっぱい。 いざとなるととことん作ります。とんかち、ちくちく、おてのもの。」などという具合です。 
園長のお話しに続いて、お父さんからのお話です。 「みんなは長谷幼稚園でどんなことをやって楽しかったかな?」の質問に、「どろけい!」「絵の具!」などなどたくさんの声があがりました。 「おやじいす!」の声もあがると、お父さん方はとてもうれしそうでした。 
つぎは、「長谷幼稚園の一年」です。 在園児も一緒に、春夏秋冬のいちばん印象に残ったできごとを、身体で表現します。 もちろん、こどもたちが考えました。 最初ははな組による春です。 桜や梅が咲き、春風がくるくる回りながらやってきて、梅の実が落ちると、梅ジュース作り。 「さとう、うーめ、さとう、うーめ」と順に 重なるところが、かわいらしかったです。
 次は、とり組による夏です。 海にいろんな魚たちが泳いでいます。 全部釣られたあとは、漁師が数えます。 「すずき1匹、鯛2匹、エビが3匹」といった具合です。 登場する魚の名前にこだわりが感じられます。 お次は、かぜ組による秋。 芋掘りを表現しました。 芋を掘るところは、芋の役の子を本当に引きずって、重そうです。 そして芋を洗うシーンでは自分たちの頭をたわしに見立ててゴシゴシ。 寝そべっている芋の子に、頭をこすりつけていました。 最後はつき組、冬です。 海の散歩を表現しました。 「オーシャン ゼリゼ」の替え歌は、ほかの組の子にも大好評。 海岸に波が打ち寄せ、貝も口をパクパクします。 お弁当を食べていたら、とんびに取られてしまって(鎌倉では実際よくあることです)おしまいです。
黄色の子の歌、そしてポテトコーラス(現役・OBのママさんコーラス)の歌が終わると、黄色の子は退場です。 トンネルをくぐってゆく様子は、もう、りっぱな小学生たち。 
しだれ桜の花がほころび始めた光則寺の山門のまえでの記念撮影を終えて、戻ってくる黄色の子たち。 なぜか、みんながみんな、飛び跳ねるように走ってきました。 走りたいその気持ち、青い空のように晴れやかで、すがすがしいですね。 
母たちもほっと一息。 「おやじいす」のまえで、父たちの心はすでに、オヤジの会打ち上げのことで一杯の様子でした。
3月14日(木) 本堂参拝 3学期最後の本堂参拝です。 そして黄色の子にとっては、幼稚園生活最後の参拝となりました。 黄色の子はひとりひとり前に出て、園長から「これからも元気で過ごせますように」と白いお数珠を手にかけていただきました。 3月13日(水) 3月のお誕生日会  3月にお誕生日を迎えたはせっこは6人、しかも全員男の子でした。 お母さんにも前に出てもらうと、弟妹がいる子が多くて舞台はいつになく賑やかでした。 質問コーナー、お誕生日カードのプレゼント、歌のあと、先生方の劇がありました。 今回は、仲良さそうにお餅を食べているおじいさんとおばあさん、最後に残った1個さて食べるのはどっち?…というストーリー。 わかりやすいお話で2人の会話(駆け引き)が面白く、子どもたちは身を乗り出して見ていました。 さて、結婚のため3月いっぱいで退職するゆみちゃん、先日の卒園パーティーでの「はせーる姫」が最後のステージかと思っていたら、この日はおばあさん役で登場しみんなを笑わせてくれました。   後日ゆみちゃんに聞いたところ、この劇はゆみちゃんが学生時代に研修で長谷幼稚園に来ている時に、先輩保育者に「あなたは泥棒役やってね」と無理やり(?)出演させられた思い出の作品とのこと。 「まさにこの劇に始まり、この劇に終わったって感じですね」とゆみちゃんは語っていました。 3月12日(火) ショートケーキパーティ&サンドイッチ交換弁当  青赤桃の子が、黄色の子と遊べる日もあと少しとなってしまいました。 いっぱい遊びたいと、「ショートケーキパーティ」を考えてくれました。 しかし本当にショートケーキを食べるのではなく、赤青桃の子がショートケーキになりきって、黄色の子に食べるふりをしてもらうというアイデアです。 そのあと、黄色の子を囲んで「黄色の子いっぱいあそんでくれてありがとうのうた」をうたいました。 まだまだ遊びは続きます。 園庭でバトンタッチ、はないちもんめ、どろけいをして元気よく走りまわっていました。 この日は今年度最後のお弁当、そして黄色の子にとっては幼稚園で食べる最後のお弁当の日です。 子どもたちの希望で、今日はサンドイッチ交換弁当です。 持って来たサンドイッチを近くに座った人とあげたり、もらったり。 幼稚園からカルピスのサービスもあり、園児たちは大喜びで、嬉しそうにサンドイッチをほおばっていました。 3月11日(月) おやじいす完成、そしてはせっこの旗が揚がった お父さんたちが2月から週末に集まって園庭に作っていた「おやじいす」がやっと完成し、いよいよ子供達がこの遊具で遊べる日がやって来ました。 みんなこの日をわくわく心待ちにしていました。 お父さんが、最上階に上って「おーい」と呼びかけます。 それからみんな順番に上に昇ると、楽しそうな声があがっていました。 そこで早速いろんな遊びを見出す子もいました。 作ってくれたお父さんたちに「ありがとう」の気持ちがいっぱいの子供達の笑顔でした。 そして、「おやじいす」の高ーいポールにあげる旗をクラス毎に絵の具で描きました。 丸1日乾かして、翌12日みんなで旗を揚げました。