H20.11 かがやき+1
2008年11月16日

この「かがやき+1」では、子どもたちの姿を通して、保育者が、保育の中で感じたこと、考えていること、大切にしていることをお伝えしていきます。 今回は   

『久しぶりの長谷幼稚園』

です。

 先日、年に一度の、長谷幼稚園の卒園生が集まる、同窓会が行われました。  集まった子どもたちは、小学校1年生から6年生が中心でしたが、中には中学生もいて、みんなそれぞれに大きくなり、久しぶりに幼稚園で遊び、楽しいひと時を過ごしました。主催の、保護者の皆さんが海や山で集めて下さった木の実やシーグラスを使って、思い思いにつなげたり、くっつけたりして作ったり、鬼ごっこをしたり、ゲームをしたり、「なつかしいー!」と言いながらとんかち、のこぎりを使ったり。幼稚園で過ごしていた時より小さく感じる園庭の遊具で遊ぶ子からは、「あそこ、ちょっと変わったよね、修理したの?」という声も聞かれました。それぞれに、幼稚園という場所を懐かしみながら、小学生、中学生になった今も、楽しんでいました。  集まったお父さん、お母さんも、とん汁をつくって下さったり、話に花を咲かせたり、幻想的でとても素敵な影絵を上映して下さったり、変わらない温かさで、なごやかに過ごされていましたし、私たち保育者も、卒園生と一緒に遊びながら、大きくなったなぁ、えー!今、部活やってるんだね、変わらないところもあるみたい、など、驚きと、懐かしさと、嬉しさがたくさんつまった時間を過ごすことができました。  同窓会の1日の中で、子どもたちや、保護者の皆さんが、長谷幼稚園という場所を、時間がたっても、みんなで楽しめる、自分たちの場所として過ごしているのを見て、とても嬉しく、そんな1日を一緒に過ごさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。これからも、子どもたちと、保護者の方と、保育者とがみんなで過ごしていける、温かい幼稚園でありたいな、と、改めて感じる1日でした。 H20.11PLUS1 dousoukai020.jpg