6月3日~7日
2024年6月9日

6月4日(火) 今年はじめてのトンカチ

今日は、はな組と、とり組で、今年はじめてのトンカチをする日です。

まずは部屋で保育者からトンカチの使い方の話を聞きます。

置きっぱなしにしない
裸足でやらない
釘が裏にでていないかも見よう
など、細かなところまできちんと約束があります。
話を聞いている子どもたちは皆、真剣です。
さあ、いよいよ外でやってみよう。
自分たちで運んできた木に、手慣れた様子で釘を打ち始めます。
あかの子(3歳児)も興味深々。
慣れてきたら横からも釘を打ってみよう。
階段みたいにできたよ。
丁寧に順序よく打ったことが伝わります。
角に打ったり、釘が絵のようになっていたり。
100本打とうよ!と仲間への声。
しばらくすると、
124本まで打ったよ!
すごい集中力です。

終わる頃には数えきれないくらいの釘が打たれていました。
釘が太陽を反射してキラキラと光ります。
トンカチにもいくつか大きさや形に違いが。
これは軽いね、と使い分ける子も。
曲がった釘、錆びた釘もあるよ。
子どもたちはいろんな発見をしていきます。

園庭では他にも遊びが広がっています。
絵の具をする子や砂で遊ぶ子の姿が。

こちらには川とダムができています。
水、流れるかな。
止まってるよ。
踏んだら壊れるかな?
ジャンプしてみよう。
アジサイは、お砂糖なの。
パンケーキにいれなくちゃ。
奥では探検の途中で見たことのない虫を発見した子たちも。
梅雨になる前に外でたくさん遊ぼう。
緑に囲まれた園庭には真剣な眼差しと笑い声。
そんな一日でした。

6月5日(水) オヤジからのプレゼント

この春に新しく付け替えた幼稚園の門。
「全て出来合いのものではなく、仕上げは長谷幼稚園らしいなにかを」と、オヤジのみなさんが門につける飾りを作ってくれました。

今日はそのお披露目会。
サプライズのプレゼントです。
子どもたちが門の前に集まります。
ブルーシートで隠された門。
子どもたちがロープを引っ張って、
1、2の、3!
門のお披露目です。
幼稚園の裏にある緑豊かな山を借景として、
門には木の板に焼きごてで描いた根っこのオブジェクトがつきました。
根のまわりには花鳥風月もあしらわれています。

「幼児期は子どもたちが大きくなるための根っこをつくる時」

そんな、長谷幼稚園で大切にしている思いを感じる門が完成しました。