かぜ・つき組は海へいきます。
まずは帽子をとってののさまに挨拶します。
「今日はキラキラツアーに行きます!お店を越えて線路を越えて行きます。
車が通る道なので黄色・青色の子、よろしくね!」
では出発〜!どんな探検が待っているのでしょうか。ワクワク・・・
こちらはとり組の部屋。
「とんかちトントン とんかちトントン・・。今日は私の友達を連れてきました。」
「とんかちだー!!」
「みんなおはよう。ぼくはとんかちです。ぼくを使うには約束ごとがあります。
ぼくはおもちゃじゃなくて本物です。ぼくで幼稚園のものを打つと・・?」
「壊れちゃうー!だからダメー!」
「その通り。持って走ったり人に向けてもダメです。」
「もう一人、私の友達。」
「のこぎりだー!!」
「では、のこぎりは何を切るものでしょうか?」
① だいこん ②キャベツ ③木
「3番の木、木!ほかは切っちゃいけないんだよ」
「正解です!木と言っても幼稚園に植えてある大きな木はダメです。
おやじイスもだめです。とんかち・のこぎりはみんなの数はないので
順番に使いましょう。最後はみんなで全部あるか、数を数えてみましょう」
・・と保育者の楽しい説明でしっかり約束ごとをしました。
それではいよいよ開始です。
重たい木だって自分たちで運んで準備します。
「日陰がいいね」
「顔を近づけすぎるとあぶないよ」
「一緒に持ってあげるよ」
黄色の子が赤の子に教えます。
両手で打つ子、勢いよく打つ子、ゆっくり打つ子・・
様々ですが、みんな真剣です。
これはうさぎとんかち。
曲った釘を抜く時は、うさぎとんかちの耳で抜きます。
今度はのこぎりです。
「これよく切れるねー!」「一緒に切ってあげるよ」
木をおさえる役目の子も必死です。
最後はとんかち・釘・のこぎりを片付けます。
代表して黄色の子が数えてみます。
「1、2、3、4・・・全部あったよ!」
使った木も最後までみんなで片付けました。
「またやりたいね!」と話す声が早速聞こえました。
ちょっぴり指を切った子もいましたが、最初の約束ごとをしっかり
守れたはせっこたち。とっても危険な道具だけど、長谷幼稚園ではしっかり約束ごとを
園児に伝えることにより、とんかち・のこぎりを楽しく使う機会を毎年設けています。