2月14日(火) 本堂参拝(涅槃会/ねはんえ)
2月17日(金) 黄色の子 御成小へ行く
2月14日(火) 本堂参拝(涅槃会/ねはんえ)
今日は登園後、クラスごとに並び、光則寺本堂へお参りに行きました。
参道では蝋梅の黄色い花が咲いていました。
本堂へ入る門のところで、「おはようございます。」
本堂へは静かごころで入ります。
中へ入るといつもと違って、お釈迦様が横になっている掛け軸がありました。
きちんと正座して、黄色の子(年長)は数珠を持ち、みなで手を合わせます。
そして、園長から、わかりやすい言葉でお釈迦様がお亡くなりになった日の話を聞きました。
今から約2500年前の2月15日、お釈迦様が旅の途中に食事に出されたキノコを食べ、具合が悪くなり亡くなってしまいました。そのキノコは後に毒キノコだったとわかりました。
亡くなられた時には、お釈迦様の体が金色になったということです。
掛け軸には、横になられたお釈迦様とその周りには悲しみにくれた、たくさんの人々と鳥獣が描かれています。
園長の話が終わると、子どもたちから「もうおわり?ありがとう。」と感謝の気持ちが自然と出ていました。
2月17日(金) 黄色の子 御成小へ行く
今日は黄色の子(年長)が御成小学校へ行く日です。
学校ってどんなところ?何するところ?4月から小学生になる黄色の子は興味津々。
不安もいっぱい。
出発時間よりもずいぶん前から、幼稚園の門のところに並び始める子どもたちの姿がありました。
途中であった人には「おはようございまーす。」と元気に挨拶をするこどもたち。
何だかワクワクしてたまらない様子です。
しばらく行くと、ある園児の家の門のところに、『はせっこ やっほー』のポスターを発見!
長い道のりの途中、優しい心遣いに園児も保育者も感激しました。
さあ、もう少しがんばって歩こう!
「あっ、梅の花がきれい!」ますますうれしくなる子どもたちです。
足取りも軽く、行きは約35分で到着しました。
下駄箱のところまで1年生の先生が迎えに来てくださり、教室まで案内してくれました。
まずは、1年生から初めの言葉。
「今日は来てくれてありがとう。初めに学校案内をします。その後、広い体育館でゲームをして遊びましょう。」
黄色の子は少し緊張気味に、「よろしくおねがいします。」
月&風ぐみは1年1組に、花&鳥ぐみは1年2組の教室に入り、席に座らせてもらいました。
始めてのことで黄色の子はますます緊張している様子。
嬉しいような不安なような顔をしていて、肩に力が入り、肩があがってしまっている子もいました。
見ているこちらも、小学校入学のウン十年前を思い出します。
1年生2人に黄色の子1人のグループになり、『がっこうあんない』のカードに名前を聞かれ、1年生が書いてくれました。
案内する場所は10箇所、ゴールは図書室で、行ったところにシールを貼るようになっていました。
「ここは給食室だよ。給食を作るところなんだ。」
少し戸を開けて中を見せてくれる1年生。
他にも「校長室だよ。幼稚園でいえば、園長先生のお部屋かな」
「でも、幼稚園の園長先生にはお部屋ないよ」と黄色の子。
そんな会話のやり取りから、どんどん仲良くなる子どもたち。
中には、1年生に両手を繋いでもらって、スキップしている黄色の子も。
ゴールの図書室は天井が高く明るい空間で、たくさんの本がありました。
あちこちで、1年生に本を読んでもらっている姿が見受けられます。
全員がゴールした後は、体育館へ移動。
1年生からゲームの説明と、手本を見せてもらい、『メディシングボール』と『ロンドン橋』のゲームをしました。
1年生と同じように動けるかしら?と心配しましたが、分かりやすい説明と
黄色の子が困らないように1年生と1年生の間に黄色の子を入れてくれるなど、
やさしい配慮で、全く問題なくゲームをすることができでいました。
最後に1年生から鍵盤ハーモニカによる『よろこびの歌』の合奏がありました。
黄色の子は始めて見る楽器での演奏に、あこがれのまなざし。
黄色の子からも、たくさん遊んでくれたお礼に『はじめのいっぽ』を歌いました。
「御成小学校は楽しかったですか?学校のことは分かりましたか?
1年生になるのを楽しみにしていてください。」と1年生からの言葉があり、
黄色の子は「あそんでくれてありがとう。」とお礼を言い、帰りました。
「また。来たいね。」「たのしかったね。」
帰り道そんな話をしながら、たくさん遊んで、ちょっと緊張して、おなかがぺこぺこで、
約45分かかり12時半ごろやっと幼稚園に着きました。
御成小のみなさん、どうもありがとうございました。4月が楽しみになって来たね!