かがやき+1 令和3年8月
2021年8月5日

『きいろの子 特別な散歩へ出発!』






スープやウインナーなど、夜ご飯を食べた後は、黄色の子(5歳児)の特別なお散歩へ出発!
出発して一歩一歩を大きな歩幅で、ひとりの子が歌い始めると前後で歩いていた子も一緒に歌い始めました。

道中、「こんにちは〜!!」と大きな声で挨拶。自然と挨拶をしたいという気持ちが生まれている姿が素敵だな、と思いました。

歩いてついた場所は、海。
砂浜では、みんなでロケットになりきって高くジャンプ!

今度は、お寺(光則寺)へ行き、ののさまに挨拶をします。
挨拶と言ってもいつもと違う、夜の挨拶です。
「早くののさまのおうちに行かないと、ののさまが寝ちゃうかも!」
「ののさまが何をしているか、電話して聞いてみよう!」と、手を電話のように、耳に当てました。

「ののさまは今、歯を磨いているって!」
「もう布団を敷いてるんだって!」
「ののさまが寝ちゃう前に、お寺に行こう!」

足早に海から幼稚園を過ぎ、光則寺へ向かいました。
静か心で手を合わせ、「ののさま、こんばんは。」と、いつもの「おはようございます」とは違う挨拶に、子どもたちもより一層背筋がシャンとしているようでした。

幼稚園に戻ると、門から先に幻想的なイルミネーションの道が出来ています。
夜の幼稚園で何をしたい?といった話題の時、「イルミネーションみたいに、幼稚園をきらきらにしたい。」とひらめいた子の思いがあり、ろうそくを入れるカップに、思い思いの色をクレパスで塗り重ねました。
黄色の子(5歳児)の人数と同じ数の、灯りの道を通る頃には、うっすら暗がりになっていて...

最後には"火の神様(保育者が火をイメージした衣装を着ています。)"がやって来て、花火が上がりました。

「うわぁ!すごい!!」と、大盛り上がりの黄色の子(5歳児)たちの姿がありました。
元気にお散歩をしたり、静か心でののさまに挨拶をしたり、灯りと花火に見惚れたり...
夜の幼稚園には、子どもたちの様々な表情がありました。

一人ひとりがやりたいな、と思ったことが仲間たちと広がり、楽しい気持ちが膨らんでいたこれまでの日々の姿と、何が起こるのだろうとわくわくしながら過ごす姿、どちらも素敵だな、と思いました。