かがやき+1 令和2年12月
2020年12月9日

『はじまるよー!!』



12月にはいり、より一層冷え込む季節となった今、長谷幼稚園の子どもたちがどんな遊びが広がっているのか覗いてみましょう

ある日、朝から黄色の子(年長児男児)が「きょうはほしぐみで"うちゅう"のおはなしがはじまります!」と大きな声でお知らせをしていると、横にいたもう一人の男の子が「ちけっとはもっていますか?」と"うちゅうのおはなし"を見るためのチケットを配っています。

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お知らせをしていた部屋を覗いてみると、子どもたちが布や針などを使って作った衣装を着て、えのぐで塗った背景があり、お客さん用の椅子を並べて、自分たちで考えた"うちゅうのおはなし"が始まっています。皆、もらったチケットを片手に赤の子(年少児)や青の子(年中児)たちがお客さんになって見に来ています。

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また、隣のクラスの前の廊下では、テーブルに布を広げてその上をトイレットペーパーの芯に
毛糸や布などをつけて作った人形たちを動かして、赤・青・黄色の子で"竜宮城"のおはなしが始まっています。

"竜宮城"といっても、子どもたちの考えたストーリーでは、、、
「迷子になって困っている女の子に海の生き物たちや乙姫様たちに出会って、歌やダンスによって仲良くなる」というお話になっています。

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どれも子どもたちの中で広がったイメージの中のお話し。
こんなことしたい!こんなものがあったらいいな!みんなにみせてあげたい!!そういった子どもならではのファンタジーやその子の膨らんでいく気持ちを大切に過ごしています。

そして、やっている仲間の姿を見ていた子も、自分もやりたい!という気持ちが生まれ、飛び入りでお話に参加する子もいれば、新たに作り始める子もいます。

こういった生活の中で、互いに刺激し合い、子どもたちの世界が長谷幼稚園全体に広がっていく様子がいいなと感じながら過ごしています。

これからもまだまだ広がる世界。どう広がっていくのか楽しみです。