かがやき+1 平成26年 12月
2014年12月19日

色々な人との出会いのなかで、かがやく子どもたち



子どもたちは、日々、たくさんの人、様々な楽しい事に出会い、色々な人との関わりの中で、過ごしています。

 

 長谷幼稚園では、赤の子(3歳児)、青の子(4歳児)、黄色の子(5歳児)が混ざった異年齢クラスを基本にしながら、クラスの枠も越え、年齢も越えて、色々な子どもたちが混ざり合って、遊び、生活しています。これまでの生活の中でも色々な仲間と過ごしてきているのですが、また新たな仲間と出会い、同年齢ならでの楽しい世界を膨らましたり、新たな楽しさや仲間とのつながりがひろがっていくといいなと願い、11月の中旬から、12月の2学期の終わりまでを赤、青、黄色の子がそれぞれ一緒に生活する、同年齢クラスで過ごしています。今年度も、それぞれのクラスの中で、色々な関わりが生まれ、たくさんの楽しいことを膨らまして、過ごしていました。

 このように子どもたちは、幼稚園で過ごす中で、色々な仲間に出会い、刺激し合い、楽しいという気持ちをたくさん膨らませ、過ごしています。

                          

 幼稚園で過ごす子どもたち同士が出会い、色々なつながりの中で過ごすのはもちろん、そのほかにも幼稚園には様々な人が来て、一緒に過ごしています。

たとえば送り迎えをするお母さんや、お父さん、おじいちゃんやおばあちゃん、園児の兄弟など、お家の人との関わりもとっても楽しいもののひとつです。

 登園時には、あるお母さんが「Aちゃん、今日髪の毛結んでいてかわいいね」と我が子ではない子どもに言ったり、あるお父さんが部屋の中にできている面白いものをみて、「あれはなに?」と子どもに聞き、それを「これはね、ロボットなんだよ!」などと子どもたちがワクワク嬉しそうに答えたり、朝のひと時も、とっても和やかな雰囲気が広がっています。

 

 また、有志のお父さんやお母さん方が楽しみながら、子どもたちのために考えて下さる楽しいことが一年を通して、色々な形であり、それらを子どもたちはとっても楽しんでいます。先日はお父さん方が企画した「長谷オヤジフェス」という行事のなかで、手作りの乗り物に乗ったり、お店やさんになったり、お父さんたちの劇を見たり、とたくさん楽しいことを経験しました。そしてお母さん方が世界の演奏や踊りなどを見せて下さり、子どもたちも聴いて、歌って、踊ってと、とっても楽しく過ごしました。

 そして、それから、その楽しかったことを、子どもたちが色々な形で表現しています。「このあいだ、ガムランっていうがっきあったよね?」と空き箱で楽器を作って、楽しそうに演奏していたり、「あのときみたいな、ひこうきのはねをつくりたいんだよな」と考えていたり、どんどん楽しさを膨らませています。

 

 そのほかにも、地域の小学生や中学生、大学生、色々な方が幼稚園には訪れます。子どもたちが、たくさんの人や色々な出来事に出会い、たくさんの楽しいこと、いろいろな気持ちを感じ、過ごしていける日々を素敵だなと思います。これからも大事にしたいです。