かがやき+1 平成26年1月
2014年1月31日

この「かがやき+1」では、子どもたちの姿を通して、保育者が、保育の中で感じたこと、考えていること、大切にしていることをお伝えしていきます。 今回は   

『いまもむかしも大好きな場所』



 3学期になりました。元気な子どもたちの声が戻ってきて、長谷幼稚園は今日も賑やかです。    1月の第3週、長谷幼稚園に中学校から3人のお兄さんがやってきました。なんとそのお兄さんたちは長谷幼稚園の卒園生で、「こんなにおおきなおにいさんたちもはせっこだったんだ!」とみんなびっくり!大喜びで迎え、一緒に楽しい1日を過ごしました。    3人のお兄さんたちは、それぞれが懐かしい思いで、とても優しい目をしながら幼稚園のなかやその生活、今の子どもたちをみつめていました。「うわぁ!この部屋懐かしい!」「あの遊具は自分たちが卒園するときにできたものなんです。」「お弁当食べたら、みんなと一緒に絵本見に行っていいですか?」とたくさんの思い出が詰まった場所を一つひとつ確かめるように歩いて回り、最後には、卒園生の自分たちだからこそ知っている、長谷幼稚園のむかしの姿をクイズにしたお楽しみも見せてくれました。突然現れたかわいいクイズマンにみんな大笑い!さらに、初めて知る長谷幼稚園のむかしの姿にびっくり!「いどってなかったの?!」「しらなかったー!」とクイズを楽しみながら、長谷幼稚園のむかしに触れた子どもたちでした。    長谷幼稚園ならではのあそびは、ずっと前から変わらないもののひとつです。「マンモ(保育者)が好きなのはおへそでしょ?」お兄さんたち、よく覚えていますね!いまもむかしも、長谷幼稚園の子どもたちはおへそが大好きなのです。そんな中学生たちといまの子どもたちの姿が重なって見え、ここは子どもたちにとってずっと変わらない大好きな場所なのだな、とじんわり感じました。いまのはせっこたちもいつかは次の場所へと旅立っていきますが、いくつになっても長谷幼稚園が一人ひとりにとって大好きな場所であり、戻ってきたときにはいつでも「帰ってきたよ、ただいま!」と温かく感じられる場所であるといいな、と思います。              CA3K0172.jpg