8月1日(日) 夏祭り 〜長谷幼稚園に 絵本泥棒現る!!〜
8月1日(日) 夏祭り
〜長谷幼稚園 絵本泥棒現る!!〜
今日は夏季保育の最終日、待ちに待った夏祭りです!
オヤジの会のお父さんたちや、ちゅうちゅう会(絵本の読み聞かせサークル)の
お母さんたちが1学期からず〜っと準備をしてくれていました。
はじめにちゅうちゅう会のお母さんたちが、大きな絵本を読んでくれました。
大きな布でできている本のページをめくる度に、本物の動物達が動き出します。
音楽の好きな子どもたちのいる長谷幼稚園を目指して、音楽会を開こうと
ロバ、猫、犬、にわとりが集まってました。
もうすぐ長谷幼稚園にたどり着けるかな...と思っていたら、
最後のページが無い!!大変だ!
なんと絵本泥棒の仕業で、最後のページが盗まれてしまいました!
突然現れた泥棒の姿に泣き出してしまう子も...
みんなで力をあわせて盗まれたページを取り戻せ!!
夏祭り係りのお母さんたち手作りのカメラを手に、絵本の世界に出発だ!
...このカメラは牛乳パックでできていますが、シャッター音が出たり、
ズームレンズが動いたりする優れもの。
とっても良くできていました...子どもたちも大喜び!
園庭を出て、旧園舎に入るとそこは「はらぺこあおむし」の世界でした。
絵本の世界そのままに、あおむしはいろいろな食べ物を食べ過ぎてしまいました...
「いててて、お腹が痛いよう〜。どうやったらお腹が治るかみんな知ってる?」
「はっぱを食べると治るよ〜!」子どもたちは絵本のストーリーをしっかり覚えています。
「じゃあこのはっぱパズルを完成させて、あおむし君に食べさせてあげてください。」
お母さんにも手伝ってもらいながら、パズルをあわせていきます...
単純な形だけれど結構ムズカシ〜!
やっと完成したはっぱパズル...あおむし君は皆のおかげでお腹も良くなり、
最後は蝶になって羽ばたきました。
こちらは光則寺の境内で...ここはシャボン玉の不思議な世界。
大きな輪の真ん中に立つと、フワ〜っとシャボンの幕が目の前に!
シャボン玉の中に入っちゃったよ!
「すごいきれ〜」「きもちいい〜」
ちょっと怖くてなかなかチャレンジできないでいる子もいましたが、
お母さんが一言...「一生に一度のチャンスなんだからやってみなよ〜」
...確かにこんなこと他ではできないかもね!
おや、こちらでは、おじいさんとおばあさんと猫が一生懸命何かを引っ張っていますよ。
そうです。ここは「おおきなカブ」のお話です。
絵本泥棒が一緒に引っ張ってくれるはずの孫や犬を盗んでしまったそうです。
なかなか抜けないカブをはせっこの力を借りて、引っ張ります。
「ウントコショ、ドッコイショ!!」
でもこれがなかなか抜けないんです。
全員の力を合わせて、とうとう抜けました。
カブの精も出てきて・・・
ここで記念写真をパチリ!
ここは縁日のような屋台の前。
あま〜い匂いがただよっています。
オヤジが作る綿菓子ならぬ「オヤジガシ」です。
早く食べたいところをぐっと押さえて、みんなで円を作って待ちます。
やっともらえたよ!
「ちょっと苦いけどおいしい!」
なんとこの「オヤジガシ」、棒まで食べられるのです。
嬉しいおやつの時間でした。
ここはぐりとぐらの絵本。
さっき絵本泥棒がこの絵本に入って行ったみたい。何かいたずらをするのかも・・・
ぐりとぐらは大きなホットケーキを焼いているところです。
そこに絵本泥棒が!!大変!「魔法で火を強くしてホットケーキを食べれなくしてやるぞー」ですって!
泥棒が怖くて、子どもたちの顔がこわばります。泣きべその子もいます。
でもこのままだとホットケーキがこげちゃうよ!
長谷っ子も竹の水鉄砲で火を消すのを手伝います。
勢いよく水を飛ばさなくては火が消えなくて、みんな真剣。
「やった〜、火を倒した!」
ぐらがフライパンのふたを開けると、ホットケーキがおいしそうにできあがっていました。
「くそー、おいしそうにできちゃったか、失敗だー」と泥棒は逃げて行ったのでした。
お寺の境内、木が茂って少し暗い道を進んで行くと・・・
「痛いよ〜」という声が聞こえてきます。
猿が、木の上から緑のカキを、かににぶつけているのです。
かにがハチに助けを求めたら、大きな針がお尻についているでっかいハチがやって来ました。
さるがハチに追いかけられている間に、長谷っ子たちは囲炉裏の中に入って
さるを待ち伏せです。
「今だ栗を投げろ!」との合図で、みんなで囲炉裏の中の栗をさるに投げつけます。
悪者を倒すぞ!という意気込みの勇ましい顔。力強く栗を投げている姿、みんな頼もしい。
最後にみんなで綱を引っ張って、木の切り株にひっかけた臼を落とすと、
さるはその下敷きになって降参したのでした。
6つのアトラクションをまわり終えて園庭に集まった頃、周りは薄暗くなり始めていました。
すると、「あっ、あそこに絵本泥棒が!!」
見ると、2階テラスで絵本泥棒が笑っているではありませんか!長谷っ子総立ちです。
みんなで力を合わせて泥棒をやっつけて、盗まれた絵本のページを取り戻さなくちゃ。
そのために、現像された写真に書いてある呪文を、声を合わせてとなえます。
「ぐりぐらぐりぐら かぶかに あおむし」もっと大きな声で
「ぐりぐらぐりぐら かぶかに あおむし」
すると、黒いマントに身を包んでいた絵本泥棒が真っ白な衣装に変わり、みんなに向かって
「ごめんなさい・・・」
絵本泥棒は小さい頃、絵本をあまり読んでもらえなくて、
長谷っ子がうらやましくていたずらをしてしまったんですって。
「絵本泥棒を許してあげて、一緒に絵本を見せてあげてもいいかな?」の問いかけに、
「いいよぉ!」と元気な声が返って来ました。
絵本の最後のページは・・・
ろばと、いぬと、ねこと、おんどりは長谷幼稚園の音楽隊になったよ。
長谷っ子のみんなと歌を歌いたいんだって。
動物たちの演奏に合わせて、みんなで二曲歌ってめでたしめでたし〜
おやじのみなさん、ちゅうちゅう母さん、汗を光らせての準備に名演技おつかれさまでした。
おかげで長谷っ子たちの顔が輝いていましたよ。