3月15日(月) 山あそび
3月17日(水) ようちえん さようなら
3月18日(木) もも・あか・あおの子で
3月15日(月) 山あそび
山ズボンに履き替えて集まってね、の声にウキウキと園庭に集まり光則寺の裏山へ。
滑るから気をつけてねと声を掛け合って最後の一人が登るまで待ちます。
上からは木々の向こうに園舎が見えて、丁度年度末の大掃除中の
お母さん達を見つけた子ども達、やっほーやっほーと呼びかけます。
約束を皆で聞いた後、くもの子を散らすようにあちこちに駆け出した子ども達、
枯葉の秘密基地にもぐりこんだり、滑ってみたり、朽木に登って海賊ごっこ、
宝探し、正義の味方に変身したり、洞窟が好きな男の子達は洞窟前に集合です。
お掃除中のお母さん達からも「やっほー」の声が届いて、大喜び!
大きく手を振る子ども達でした。
3月17日(水) ようちえん さようなら
幼稚園とさようならをする日。きいろの子が待つ部屋には、
お母さんたちが作ったオッキーにりんご(のブローチ)が飾られていました。
一人一人これをつけて卒園式に向かいます。
退職された元保育者も駆けつけてくれました。
ののさまに献香・献花、そして甘茶をお供えしたら、はせようちえんの歌♪
みんなで歌うのは、これで最後ですね。
長谷の森を通り抜けるとそこにはひときわ大きな木が。
卒園する子どもはその木をノックすると、卒園証書を持った園長が登場。
舞台もシナリオもきいろの子たちが造り考えます。
卒園する子どもひとりひとりの、長谷でのかがやいた個性が、名前とともに紹介されます。
ひとつひとつ写真が異なる、あなただけへの証書。
もも、あか、あおの子に見守られながら、きいろの子全員がそれぞれ個性ある証書を
手にしたときの、仲間とのつながりを共有する瞬間です。
子どもたちはじめ、保護者たちも、それぞれがそれぞれの思いを感じる瞬間。
涙をこらえたり、笑顔で笑ったり、ひとりひとりの思いを大切にする長谷の森に
春が訪れています。
『たのしかった かよいあうきもち』では、
『おもちたんけん』や『おにぎりのくにのおはなし』など、
クラスごとに膨らませたそれぞれの世界を見せてくれました。
1年間きずなを深め合ったクラスの仲間たちと一緒でみんな楽しそうだったね。
仲間をさりげなくリードするきいろの子たちが、たのもしく見えました。
きいろの子から歌声のプレゼント。みんなの大好きな歌、『はじめのいっぽ』と
『こころにりんごがひとつある』を歌ってくれました。
きみにあえてうれしかったよ♪元気をわけてもらった♪
すてきな歌声をありがとう。
ポテトコーラスのみなさんも歌声で門出を祝福してくださいました。
新しいオリジナルの歌も披露してくださり、
その歌を聞いて父母の目頭はさらに熱くなったのでした。
卒園式場をあとにするきいろの子たちの顔は、希望に輝いて見えました。
卒園おめでとう!小学校に行ってもあなたらしさを持ち続けて元気でね。
最後の帰りの会。
短い時間で何をしたいか話をすると、
「あか・あおの子たちは抱っこしてもらいたいんじゃんない?」
ときいろの子。そこでお父さん・お母さんも加わり、
もも・あか・あおの子を抱っこしたり、握手したりして過ごしました。
そして自作の絵本を持ってきてくれたきいろの子もいて、
長谷幼稚園と新年度に新しくできるクラスが描かれていました!
3月18日(木) もも・あか・あおの子で
きいろの子のいない部屋はなんだかちょっと広過ぎて寂しいんじゃないかと思い
ながら全員が集まった部屋を覗くと・・・
次は何歌う?
かんたろう、かんたろう!!北風〜小僧の♪
次は?
たんぽぽ!ポニョー!はじめのいっぽー!
もも、あか、あおの子が「ようちえん さよなら」の舞台を前に大きな声で歌を
歌っていました。きいろの子がいなくて、ちょっと時々歌詞が思い出せなくて声
が小さくなったりもしたけれどね。
前の日の夜、寂しさで泣いちゃった子もいたと聞いたけれど、
みんな一緒に大きな声で歌って笑顔になったよ。
きいろの子が教えてくれたように、あおの子達がお手紙を運んでいました。
もうきいろの子がいないんだもん、オレ達がやらなきゃね!
と、少し誇らしげにそう言って駆けて行きました。
歌の後にそれぞれの部屋で、新しい仲間を迎える為の絵を描きました。
新しい世界への準備を整えて、こども達は春休みへと飛び出して行きましたよ!