10月3日 (火) ロボットで遊んでみよう。
10月5日 (木) お月見団子を作ろう
10月3日 (火) ロボットで遊んでみよう。
今朝はまず、「長谷幼稚園ってどんな所?」と、
パラグアイから遊びに来てくれた実習生との挨拶から始まりました。
「パラグアイでは"おはよう"を"ブエノスディアス"って言うんだけど、
みんなが言うのは難しいね。 "オラ!"なら出来る?」
「オラ!」
みんな元気に言いました。カラッとした秋空のように、すがすがしい朝の始まりです。
先週から園庭に作り続けた『ロボット』が、だいぶ出来あがってきたので、
今日は遊んでみることにしました。
(「ロボットを作りたい」という子どもたちの思いが、
「ロボットには何がある?」とイメージを膨らませ、
園庭に木箱、角材、板を使ってロボットの鼻、口、おなか等を作りあげました。)
「ロボットに入る時、『ボク、ロボット』って言うの、どう?」
「いいねー。」
一人の子の思いが、周りの子にも伝わって、楽しさも増します。
月組からスタート。
さまざまな大きさの木箱と板で作り上げたロボットのおなかの中のまわり。
高い所、低い所、坂、はしごをどんどん登っていきます。
「つるつるするよー。」
ロボットの鼻にみたてたすべり台。
何度も並んではすべります。
「あれー、行き止まりになっちゃうよ。」
ロボットのおなかは迷路になっていて、出られなくなって、いつまでも遊ぶ子供もいます。
一通り遊んだ後、
「板がフカフカして危ない所や、まだ出来上がっていない所があるよね。
直すのに、みんなの トンカチパワーまだあるかな?」
「あるよ!」 子どもたちがいっせいに、気に入った所へ行きました。
大人から見ると、「どうつけるの?」と思う場所も、
ペアになって押さえてあげる子と、トンカチを打つ子に自然に分かれてできあがり。
ただ、ただ、打つのが楽しくて、何本でも釘を打つ子もいます。
何本も打つうちに、ずいぶんさまになって来ました。
10月5日 (木) お月見団子を作ろう
今年は明日(10月6日)が中秋の名月の日。
今日は一人1つずつお月見団子を作ります。
手を石けんでよく洗って、保育者からお月見の話を聞きます。
「秋は月が小さくなったり、大きくなったり、とてもきれい。
日本の国ではススキを飾ってお団子をお供えして、
お米や果物がいっぱいとれてありがとうございますってするの。」
「みんなにちょっとずつお団子を配るから、手を丸くして待ってて。」
「ウワー、小麦粉の匂いがするー。」
「お団子を丸めたら、最後におへそをポチっと作ってね。」
もくもくと作る子どもたち。あっという間に出来上がりました。
「あれー、おへそを猫の手の跡みたいにしないでー。」保育者もびっくり。
お団子は、先生がゆでてから、帰りの時間にみんなでいただきました。
大事に大事に食べて、 「おいしいね。」
でも中には「コンクリートみたいな味がする。」って、コンクリート食べたことあるの?
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お団子を作る前、部屋の中では一心不乱に何かを作っている子どもたちがいました。
園庭に作りあげたロボットの中の、「えんま様の食卓」に座るえんま様を作成中のようです。
光沢のあるグレー布で縫い上げた顔に、髪の毛をつけています。
前髪は短く切った毛糸をびっしりはりつけ、トリミング中。
なんとこのえんま様、長髪。完成が楽しみです。