はせっこアルバム
2006年3月26日

3月17日(金) にじいろぐみの おわかれぱーてぃ(第54回卒園式)

3月17日(金) にじいろぐみの おわかれぱーてぃ(第54回卒園式)

昨晩の嵐のような雨と風が去り、黄色の子の門出の今朝は、みんなの願いが通じて、晴れ! 黄色の子は、最後の登園です。 H18.3.17sotsuensiki (25).jpg H18.3.17sotsuensiki (24).jpg H18.3.17sotsuensiki(1).jpg 園舎2階の会場には、にじいろ組(黄色の子)の作った卒園証書をもらう「にじいろだい」。 のぼり階段にくだり階段、のこぎりで長さを切りそろえたトンネル、 木箱の間にトンカチパワーで板を渡し、青い布をかけ、板にみんなが書いた絵を貼って、 にじいろ組みんなで、気持ちを一つに合わせて、作りました。 H18.3.17sotsuensiki (2).jpg にじいろ組の入場です。昨日までは休んでいた子も、風邪を吹き飛ばし、 40名全員が揃いました。 H18.3.17sotsuensiki (3).jpg 献香献花、のの様おはよう のあと、大好きな ♪はせようちえんのうた を歌いました。 H18.3.17sotsuensiki (4).jpg そして、いよいよ証書授与です。 証書の文は毎年オリジナル。 その年々の思い出や心のこもったメッセージが書かれています。 園長が保育時間中に撮ってくれた、いい表情の写真も貼られています。 みどりのやま あおいそら ひびく こえ あふれる えがお ひろがる せかい おもいをこめて じぶんで つくる それぞれの あいでぃあを あわせて なかまと つくる どれも  たったひとつのもの  はせのなかまのもの  あなたのもの にじいろぐみ  いろいろな なかまが いるから いろいろな いろが ある すなやまが すき      みずが すき       はしるのが すき とんかちのこぎりが すき  おはなしをつくるのが すき ちいさいこが すき     うたうのがすき      おどるのが すき えほんが すき       なにかになるのが すき  つくるのが すき ここには たくさんの いろが あって  ひとりひとりの いろが ある じぶんの いろをもつ なかまが あつまると どこまでも せかいが ひろがる やさしさ たのしさ うれしさを たくさん かんじ いつでも あなたが あなたのままで いられる それは どんなときも たいせつな なかまが そばにいるから あなたのいろ あなたのたいせつなものは  いつまでも かがやきつづける ・・・・・・・さん ひかりかがやく みらいへ いっぽ ふみだそう H18.3.17sotsuensiki (5).jpg H18.3.17sotsuensiki (6).jpg 自分たちで作った台の上を、頬を紅潮させて、誇らしげに、少し恥ずかしげに、 でもしっかりと歩いて受け取るにじいろ組のみんな。 ひとりひとり、保育者からのあたたかいメッセージ。 「アイディアいっぱい持っている。星がたくさんついたトンネル作った。」 「友達と歌ったり踊ったり、笑顔と明るさは、ぴかいち。」 「どんなことも、じっくりやっていく。針でちくちく縫ったピンクのうさぎの服、すてきだった。」 「虫のこと、花のことは任せといて。自然の中で輝いていた。」 「思いつくとどんどん作る。きょうりゅう親子、ゆうれい船、夢中で作ったね。」 「そばにいると、あたたかな気持ちになる。みんな友達になりたいな。」 「くだものの鳥にうちゅう服。楽しい世界がいっぱい。まわりのみんなもわくわく楽しんだ。」 「絵本大好き。絵本の部屋の本は全部知っている。やさしいお姉さん。」 「ぐるぐる階段、作りたいという思いで作ったロケットの階段。トンカチパワーたくさん出したね。」 H18.3.17sotsuensiki (7).jpg そんなメッセージに、その親子だけではなく、 「そうだった、そうだった。」みんながうなずいています。 ともに成長を喜び分かち合うのが、長谷幼稚園なのです。 みんなで長谷幼稚園の50周年の時に出来たオリジナルの歌「風のふるさと」を歌いました。 長谷っ子らしさにあふれた素晴らしい歌です。 その後、園長からの話がありました。 「卒園証書の言葉は毎年考えます。今年はにじいろ組だから、七色の光と入れたらどうかと、 言った所、保育者から、子ども達はそんなことは言っていない、 七色という限定はしていない、たくさんの色なんだと言われ、 子ども達がそう感じていることを嬉しく思いました。 長谷幼稚園は、預かり保育も給食も送迎バスもないけれど、お父さんお母さん達が 支え合うことによって、子育てが楽になる所です。 今年も支え合って下さってありがとうございました。」 子ども達へは「隣の人が嬉しかったら、嬉しくなりましょう。悲しんでいる人がいたら、一緒に悲しんであげましょう。ちょっと困っていたら、ちょっと助けてあげましょう。 ということをこれから、心がけて下さい。たくさんの小学校に分かれるので、 一人だけという子もいますが、すぐにお友達がたくさん出来ます、安心して行って下さい。」 H18.3.17sotsuensiki (8).jpg 次に、12の小学校名で、◯◯小学校に行く人と言われるとそれぞれ「はいっ!」と、 元気よく手が上がりました。 小学生になるのを楽しみにしていますね。 H18.3.17sotsuensiki (9).jpg  続いて、花鳥風月のそれぞれのクラス毎に、この1年の「たのしかったこと」です。 まずは、かぜ組の「ねんどくぎとんかちぱーてぃー」です。 「♪ねんど〜は おどる〜よ なかよ〜くおどる〜♪」 エレベーター、きのこ、たつまき、こま、プロペラひこうき、しゅりけん、ドーナツに2〜4人ずつなりました。 H18.3.17sotsuensiki (10).jpg H18.3.17sotsuensiki (11).jpg 「こまがまわるよ」「しゅっ」 「♪ねんどを こねると いろんなおとがする♪」 「ぐにょぐにょ べたべた びょーん ぐしぐし ぐちゃぐちゃ ぎゅっぎゅっぎゅ〜  こねこね ぺたぺたぺたぺた〜」 そして、「ぐっぽーん」と、とんかちとくぎに変身し、「とんかちうつよ」 「くぎが曲がったからもう一回打つよ」ねんどやとんかちを、みんなで体や歌で表しました。 みんなの気持ちが一つになり、ばっちり、楽しく出来ました。 H18.3.17sotsuensiki (12).jpg H18.3.17sotsuensiki (13).jpg 次は、とり組の「うみでじびきあみ」です。 魚を捕る人、にんぎょ、イルカ、サメ、とんびが登場です。 「あみじゃぼ〜ん、うんとこしょ、どっこいしょ」と、網を遠くまで投げ入れて 、網を引きますが、網にかかっていた魚をとんびが横取り。 とんびの家に連れて行かれてしまいますが、心やさしいとんび。 「写真を撮るよ、カシャ」「海に帰っていいよ」 最後は、魚もとんびも、人も、みんなで「お友達になろう!」「いいよ」そして、うみダンスを踊りました。 にんぎょやイルカ、サメなどになって、ダンスをするのが、とても楽しそう。 H18.3.17sotsuensiki (14).jpg H18.3.17sotsuensiki (15).jpg つき組は、「うみろけっとだんすぱーてぃ」 エレベーターで10階に行き、ロケットに乗って、宇宙に行きます。 宇宙人ぽい声を出すために、のどを叩いて声をふるわせ「5・4・3・2・1」 みんなが重なって行くロケット。重そうなんだけれど、みんなお気に入り。 うちゅうのダンスをおどるよ」またロケットに乗って、今度は海に行きます。 海に着いたら「うみのダンスをおどるよ」ちゃぽちゃぽぽっ。 丸くなって「らららダンスをおどるよ」最後はポーズで、かっこよく決まりました。 H18.3.17sotsuensiki (16).jpg H18.3.17sotsuensiki (17).jpg はな組は、楽しかったおもちつきのおもいで。 「おもちつきのふしぎなおはなしが はじまるよ。」 お水で、お米をといで、火をつけて消して、おもちをぺったんこ、ひっくりかえしてぺったんこ。 「おもちはどう〜?」まだ、味付けをします。「おもちはどう〜?」「できたよ。」 おもちをまるめて、ころころ、いろいろな大きさのおもちになって、「ぱっく〜ん」と食べます。 ころころころと、眠って、朝になったらダンスの始まり。 ♪おもちがぐるぐるぴょんぴょんぴょん ♪なかまをさがして ぴょんぴょんぴょん たくさんのアイディアがまとまって、一つになった楽しいお話。 それぞれみんな、クラスごとのオリジナル。 楽しい思い出を、体や歌で表現するすてきな世界です。 4つのクラスの「たのしかったこと」が終わり、全員で「おひさまのたね」を歌いました。 式も終わりに近づいてきました。 にじいろ組の子、全員前に出て、大好きな歌を3曲歌います。 H18.3.17sotsuensiki (18).jpg ♪きみとボクのラララ♪ ♪にじいろぐみ たのしいうた♪ は、前半はドレミの歌のメロディーにのせて、にじいろ組の子ども達が作った歌 です。 よ  は ようちえん た  は たいこばし つ  は つりばし す  は すべりだい う  は うめのう しゃ は しゃべるのしゃ お  は おべんとう さぁ ようちえんへ ラララ ようちえんは たのしいな えのぐも たのしいな ようちえんには なんでもある たのしい ようちえん そして、OKを、みんなが手で出して、 「ワン・ツー・ワンツースリーフォー!」と、元気に始まった ♪またあえる日まで♪ H18.3.17sotsuensiki (19).jpg 最後は、長谷幼稚園の現役・OGで結成されている「ポテトコーラス」によるお祝いの歌。 「昨日、♪きっと明日はいい天気と何度も歌ったから晴れたんです。」と、 ♪にじ・虹の彼方・すべての山に登れ・たびだちのうた♪の4曲を歌って下さいました。 今年は卒園生のお母さんが5人もいます。 感激の涙をこらえて、歌う姿に、つられて涙するお母さんが何人も。 H18.3.17sotsuensiki (20).jpg H18.3.17sotsuensiki (21).jpg 式の後、光則寺の門の所で、にじいろ組全員の写真を撮りました。 お母さん達も集合。 H18.3.17sotsuensiki (22).jpg H18.3.17sotsuensiki (23).jpg たくさん遊んだ友達と、クラスの仲間と、大好きな保育者と。 園庭や、参道のあちらこちらで、いつまでも撮影会は続きました。 入園した時には、お母さんと離れられなくて泣いていた子がたくさんいた、 今年度のきいろの子。 今では、優しく、頼もしく、アイディアいっぱいのお兄さん、お姉さんになって、 4月からは小学生です。 ありがとう、みんなの長谷幼稚園。 にじいろ組、卒園おめでとう。