2月28日(火) にじいろぐみ おわかれ遠足
3月 2日(木) さよならパーテイー(黄色の子を送る会)
2月28日(火) にじいろぐみ おわかれ遠足
今日はにじいろぐみ(黄色の子=年長児)の、おわかれ遠足で、
おうちの人と一緒に源氏山に行く日です。
桃赤青の子(3歳児、年少、年中児)は、幼稚園がお休み。
今年は下の子がいるおうちが多いのですが、今日は、赤青のお母さんが快く預かってくれて、上の子とふたりだけで参加の人や、下の子をお母さんが見て、
お父さんと参加している子もいます。
久しぶりに、お父さんやお母さんを独占できて、ちょっぴり嬉しそうです。
お母さんも、「下の子が小さくて、大好きな山登りから遠ざかっていたので、今日は楽しみ〜」と、わくわく。
9時15分に、幼稚園の門の前に集合。
保育者が、仙人から届いた手紙を読みます。
仙人の弟子が間違って魔法をかけたら、仙人のお家の中のものが動きだし、
山へ遊びにいってしまったそうです。
みんなで探しにいく事になりました。
にじいろ組は、全部で40人。8人ずつ5グループに別れて、探検の始まりです。
まずは1グループから、出発!そのあと、少しずつ時間を置いて、
グループごとに出かけていきます。
行き先は、裏大仏ハイキングコースを歩いて源氏山公園です。
保育者は、一緒に歩かないので、いつもお散歩に行っている子ども達に誘導されながら。
「親子だけで行くんだ〜。迷わないかな」
心配している間もなく、いきなり急な登りに、息を切らす、お母さん達。がんばれっ!
山を歩いていくと、3つのクイズと、2つの修行があるそうです。
見逃さないように、問題を探しながら、歩きます。
右手には、グループごとに保育者に渡された解答用紙。
第一問発見です。問題は、漢字の当て字で書いてあって、お母さん達が、頭をひねります。
「にじいろまほうのふしぎなおはなしで さいしょにうごきだす
おうちのなかの ものは なあに?」
「時計だ! 時計!」で
自分たちで作ったお話の事、大切で、よく覚えています。
さぁ、次の問題はどこかな?
どんどん進む子ども達、早い早い。
気温がなかなか上がらず寒い日でしたが、元気な子ども達につられて、
ずんずん歩いて、汗ばむほどです。
2問目見つけた。
また、漢字です。お母さん、頭をやわらかくしてね!
「屁o裏化吏濡留」呼令納二?
(「ぺりかりぬる」これなに?)
「たまごが割れる音!」
そうです。これは、にじいろまほうのふしぎなおはなしで、
へんしんトンネルを抜けてたまごになったら、「ぺり かり ぬる」で、たまごが割れて、
みんながそれぞれ動物になって登場したのでした。
さらに、山道を行くと、「あった!」
「伝言下ー無」と書いてあります。
おうちの人が言葉を決めて、伝言ゲームをしてから、また進みます。
さらに歩いていくと、ありました。第三問。
今度は穴埋め問題です。お母さん達も、だんだん漢字の問題に慣れて来ました。
4つの漢字を、埋めていって、「にじいろまほうでぱ」
と、動物に変身する時の呪文の言葉が書かれていました。
さらに、先へ、急な坂も何のその。根っこのぼりも楽しい〜。
子どもチームのあとから大人チーム。
次なる看板は、「全員で」と、親子電車の絵が描いてあります。
みんなで「しゅっしゅっぽっぽー」と言いながら、終点まで進みました。
親子電車が終点まで行ったあとは、問題も終わり、源氏山公園もすぐそこです。
海が見えるね。
源氏山公園に最後の5グープまでが到着するまで、
先についたチームは「花いちもんめ」や「かごめ」をして待ちました。
何も遊具がない所で遊ぶのが、得意なはせっ子です。
みんながそろうと、またまた仙人から手紙が届いたようです。
みんなで魔法をかけて、山の中で動けなくなっている、
おうちの中のものを動けるようにしてほしいそうです。
おうちの人は、グル−プごとに、ポイントに分かれて、子ども達の探検の準備をしました。
1グループは、新しい呪文を伝授します。
「にじいろまほうで ぐるん!」と、回ります。
すると、動かなかった時計が動きだし、ぽっぽー、ぽっぽーと、ハトが12回鳴いて、
12時を報せました。
2グループは、ごちそうを作ってくれました。
山にある葉っぱや枝で、かわいい食べ物が並んでいます。が、お店の人が動きません。
そこで、先ほど教えてもらった呪文
「あれだよ、あれ」「うん、そうだね、せーの」「にじいろまほうで ぐるん!」
するとお店の人が動き出して、ごちそうしてくれました。
3グループは、トンネル。
閉まっているトンネルを、「にじいろ魔法でぐるん!」
すると、足を開いて、下から通してくれました。
4グループは、変身。
トンネルを通ると動物に変身した「にじいろまほうのふしぎなおはなし」の様に、
呪文を唱えると、葉っぱで、耳やしっぽを付けてくれます。
最後の5グループは、ダンスです。
呪文でダンスが始まります。
これで山に行ってしまったおうちのものがすべて動き出し、
にじいろ仙人が、お礼をしに現れました。
「みんな ありがとう」そして、プレゼントをくれました。
保育者から、一人ずつ配られたのは、にじいろまほうで始めに登場した、
とけいや、ポット、ケーキ、机、スプーン、コップの絵で、
貼ったりはがしたりできるものです。
みんなで作ったお話で、ハイキングもしながら、遊べて、本当に楽しい1日でした。
ところが、動かないものになっているうちに、汗もすっかり引き、
体が冷えて来て、がたがた震えてきました。
みんなで食べるはずだったお弁当ですが、ここで解散。あとは自由行動になりました。
おなかもすいて来て、食べて帰った人も多かったのですが、ますます寒い。
みんな風邪を引かないようにね。
こんな風に寒かった事も、いい想い出になる事でしょう。
おうちの人と過ごした1日、楽しかったね。明日から3月、とうとう卒園の月です。
3月2日(木) さよならパーテイー(黄色の子を送る会)
今日は今まで一緒に遊んだ黄色(年長)の子と幼稚園で過ごすのも残りわずかということで、
桃・赤・青(満3歳・年少・年中)の
みんなだけで考えたさよならパーテイーをひらくことになりました。
当日まで、黄色の子には内緒で、準備をしてきました。
もうすぐ始まるパーテイーに、来てもらうための招待状や、
会場がどこの部屋か分かるように地図を書いています。
しっかりとした骨組みで看板を作る姿も・・・
みんなで作った招待状や地図は、以前とり組で作った
ポストに配達して、黄色の子にプレゼントすることにしました。
「ポストちょっと壊れているから修理もしよう!」
会場の部屋が分かるよう矢印を窓に付けました。
黄色の子達、喜んでくれるかな。わくわくパーテイー、楽しみだね。
その頃、黄色の子達は・・・
いよいよあと2週間と、間近に迫った卒園式の練習をしていました。
今日は、初めて園長から卒園証書を授与してもらいます。
みんなで作った木箱の舞台には、素敵な屋根付カーテンがあり、
くぐってから、証書をもらいます。
「おめでとうございます」
「ありがとうございます」深々と頭を下げて受け取り
見ているみんなからは、「おめでとう」の拍手。
今度は卒園式最後に唄う歌の練習。
総勢40人舞台に並んでみました
さあ、パーテイーの準備も整ってきました。
黄色の子に見つからないように静かに看板を運ぶ子ども達。
「これ見たらすぐパーテイーの場所わかるよね」
「よし、早く部屋に戻ろう」
みんなが描いた招待状や地図を運ぶのは、青の子郵便屋さん。
箱にリボンをつけたショルダーバックや手提げバックに
黄色の子全員分が入ってます。
「はい。ポストにお届けです」
郵便屋さんから「待ってまーす」と手紙を受け取った
黄色の子「手紙に何か書いてあるよ」
「招待状や地図を一人ずつ持って来てね!」だって・・
「わーい!ちょうだい」「黄色の子ありがとう。って書いてあるね」
「わー僕のは迷路になってる」
「みせてー!」「かわいいねー」「よし、早く行こう!」
部屋の外に出て、またまたびっくりの黄色の子
「あっこんなところに看板があるよ」
「ここにも、矢印だ!行ってみよう」
黄色の子が会場の部屋に着くと大きな拍手で迎えてくれる桃・赤・青の子。
2クラスごとに、お楽しみも考えてくれていました。
まずは、はな・とり組。
絵巻のようにみんなで描いた絵をくるくるとひろげ、
「黄色の子いっぱい遊んでくれてありがとう」
今度は動物になったみんなが動物の泣き声で歌を「ガウオー♪」
続いて、かぜ・つき組
ダンボールで作った大きな宝箱に黄色の子全員分のネックレス・幼稚園の絵などの
プレゼントがいっぱい。
声を揃えて、「きいろのこ、あそんでくれて、うれしかったよ」
最後に桃・赤・青の子みんなから
「ありがとう!小学校に行っても遊びに来てね」
と歌のプレゼント。「またあえる日まで」♪
黄色の子からも「みんなで、遊んでたのしかったよ」
「今日はさよならパーテイー考えてくれてありがとうございました」とお礼の歌のプレゼント。
「おひさまのたね」♪
思いの込もった素敵な一日となりました