2月 6日(月) サリーさんと遊ぼう
2月 9日(木) みんなで粘土〜かぜ組編〜
人形劇「じごくのそうべえ」
2月10日(金) はじめてのとり当番
2月6日(月)サリーさんと遊ぼう
長谷幼稚園では、地域の方々とのつながりをとても大切にしています。
今日は、長谷幼稚園の卒園生のお母さんでもある
イギリス人のサリーさん遊びに来てくれる日。
毎年、この時期、英語で手遊びやゲーム、ダンスで子ども達を楽しませてくれるサリーさん、今日はバイオリンを片手に、やはり、卒園生のお母さんの高橋さん、
バイオリン奏者の関さんと来て下さいました。
「ハロー」「こんにちはー」と英語・日本語両方で自己紹介してくださり、
子どもたちも「ハロー」と挨拶。
「私は大人になってから、このバァイオリンをはじめました」
「どんな感じになるかわからないけど、弾いてみるよ」
「まずは、音が大丈夫か調弦するよ」
目の前のバイオリンと、弦の音色に興味深々です。
バイオリン三重奏で「キラキラ星」を演奏して下さいました。
子ども達は、「わぁ、この歌知ってるよ」などと自然に口ずさんだりしながら、
静かに聴き入っています。
演奏が終わると「サリーさん上手!!」と大絶賛の声と大きな拍手。
サリーさんも「ありがとう!こうやって同じ音楽が世界中で演奏したり、歌われてるんだよ」
「今度は『キラキラ星』を英語で唄ってみるね」と歌声を披露。
続いて、イギリスの曲を一曲弾いてくださり、みんな思わず、うっとり。
バイオリンを弾いている気分!
そして、英語で子ども達の大好きな「大きな古時計」も、歌って下さいました。
英語で聴く「大きな古時計」も素敵です。
ゆったり演奏を聴いたあとは、みんなでダンスしよう!!と
「ミスターパンチ」というイギリスの遊びを教えてくださいました。
パンチさんの似顔絵パネルを持った人が、みんなが手をつなぐ輪の真ん中に入り、
好きなダンス(動き)をします。
そして、輪になっているみんなが真似をする遊びです。
「Are you ready?」「What can you do......?」
次は、「hokey cokey」という遊びをしました。右手・左手・右足・左足と順番の身体を使ってダンスをします。
「You put your left hand in....(左手を入れて)
You put your left hand out...(左手を出して)」
「And you shake it all about(左手を上下に振って)」
最後にもう一曲弾いてもらい「お礼に歌を子ども達からプレゼントします」というと
サリーさんから
「ぜひ、『世界にひとつだけの花』を!」とリクエストが。
子ども達みんなで大合唱しました。
英語そして、生のバイオリンの音色を聴き、
とっても素敵なひとときを過ごすことができました。
2月9日(木) みんなで粘土〜かぜ組編〜
はせだより+1にもあるように、
1月は、「クラスの仲間 〜ひとつのことに気持ちを合わせる〜」をやってきました。
2月も、みんなで気持ちを合わせて、一つの事をしてみようと、
今週は、かぜ組の黄色の子がみんなで、粘土をしました。
一人の子が作った「きのこ」から、「きのこまち」を作ろうという事になり、
みんなで、いろいろなきのこを作り始めました。
きのこ温泉に、きのこ滑り台、きのこジェットコースターに・・・
たくさんのきのこで出来た、素敵な「きのこまち」が出来ました。
完成してからも、かぜ組においてあったので、時々遊んだり、眺めたり、
友達やお母さんに紹介したり。
「ここ作ったんだよ」「あれ?温泉に入っていたきのこは?」
そして、黄色の子の作ったものを、桃赤青(3歳児、年少、年中児)の子達も、
とても大切にしてくれました。
来週は、つき組の予定です。どんなものができるのかな?
2月9日(木)人形劇「じごくのそうべえ」
今日は藤沢市の人気人形劇団「がらがらどん」の皆さんが、
一年以上の準備、練習を重ねた大作・上方落語の
「じごくのそうべえ〜がらがらどんオリジナル版〜」を上演して下さいます。
太鼓お囃子の音にあわせ、おしずさんが「とざい、とうざい」
「かるわざしのそうべえ一世一代のかるわざでござあい」とそうべえを紹介。
そうべえは、ひよいひょいと綱渡り。
調子に乗ってなんども綱渡りをしていると、
「あれー・・・・・」 「ドシン・・・」 「いってて・・・」
「あれ、わしはどうした?」「火の玉がよってきてる。そうか、死んでしもうたのか・・・」
このまま地獄へ落ちてしまうのかと落ちこんでいると、
同じように、死んでしまい地獄行きとなった、医者の「ちくあん」
やまぶしの「ふっかい」と3人で意気投合。
鬼は、この3人を、浄玻璃の鏡という鏡の前に順番に立たせた。
この鏡には生前どんな悪さをしたかがはっきり映るので、
えんま大王が地獄行きを決めるのです。
「医者のちくあん!貴様は元気なものを病気にし、効かぬ薬で金儲けのした。
よって地獄行きー!!」
「やまぶしのふっかい、貴様も怪しげなまじないで金儲けをした!地獄行きじゃー」
「そして、かるわざしのそうべえ。ハラハラする綱渡りで見ている人の命を縮めた。
よって地獄行きじゃー!!」
始めの地獄は肥溜めの中。
子ども達も「うひゃー汚ーい」と大笑い。
お次は釜茹で地獄です。
ぐつぐつと煮えたぎったお湯の中に入れられる3人。
しかし入ってみると「なんていい湯だー」「おいえんま大王酒持ってこーい!」
「何を—貴様ら!そんな馬鹿な・・」まったく懲りない3人に、困ったえんま大王は
「えーい。じんどんきに3人をくわしてしまえ!」
と、じんどんきという怖い大鬼を呼びました。
「ぐわー!!待てー!生きの良いごちそうじゃー」
と、そうべえ達を丸呑みに。
「きやー」「怖いよー」とあまりのじんどんきの迫力に、ドキドキの子ども達。
でも、丸呑みにされた3人がじんどんきの腹の中で大暴れ。
「あいたたた・・・ぶあはははぶうっつ・・ぐははっくしょん、」とじんどんきは七転八転。
じんどんきがやられている様子に子ども達も一転「きゃきゃきゃ」「そうべえ!じんどんきをやっつけろー」
その頃、そうべえの妻、おしずは、そうべえが死んだと思い込み、しくしく泣いていました。
すると、「あっいたたた」と目をさまし起きあがったので、びっくりぎょうてん。
えんま大王は手におえないそうべえ達3人を「地獄から放り出してしまえ・・・」と
生き返らせていたのでした。
おしずが「あんた本当よかったなー。医者にみてもらおうと思ったけど、
医者も風邪こじらせ死んでしまって、もう大変やったんやで」と言うと、
そうべえは、「今ごろ、その医者も生き返ってはるわ。」おしまい・・・・
迫力ある人形劇に子ども達から拍手、拍手。
みんなから、お礼に「風のふるさと」という長谷幼稚園オリジナルの歌のプレゼントをしました。
人形劇が大好きな方の集まりから始まったこの「がらがらどん」の活動も
来年10周年を迎えるそうです。
そんな来年の演目は一年目にやった、落語「ばけものつかい」だそうです。
「がらがらどん」のみなさん、楽しい人形劇を、ありがとうございました。
2月10日(金) はじめてのとり当番
長谷幼稚園には、ニワトリが1羽いて、毎朝、当番制で、
おうちにある野菜やパン屑を持って来て、小さくして、えさをあげています。
それは、本物の包丁を使ってする大切な仕事で、黄色の子(年長児)が担当しています。
今日は、春から黄色の子になる青の子達(年中児)が、初めてとり当番にチャレンジ。
黄色の子達に、包丁の使い方なども教えてもらいます。
初めての包丁に、真剣そのもの
「野菜をおさえる手は猫の手だよね」
「大きく切ったら、僕が後は細かく切ってあげるからね」
黄色の子が青の子とペア—なり、丁寧に包丁の使い方や、
野菜の切り方などを教えていました。
黄色の子が卒園するまで、こうやってクラスごとに青の子と一緒に当番をやり、
4月からは、黄色になった青の子達が、とり当番をするのです。
とり当番は、黄色の子になったら出来る憧れの仕事でもあります。
そして、黄色の子達に、教えてもらった時の事、ずっと覚えている子も多く、
来年の今頃は、この頃の事を思い出して、また、一つ下の子達に、教えていくのです。
春がもうそこまで来ていますね。