はせっこアルバム
2001年12月16日

12月16日(月) 大掃除 月曜日に、おおそうじをしました。きいろ・あお、それぞれに、いま使っている部屋の、ロッカーや靴箱をぞうきんできれいにふきました。

絵の具で使う筆を洗っているのか、水遊びをしているのか、本人たちはもう忘れているのでしょう。何度通り過ぎても、まだこの2人が同じように立っているのです。   さすが、女の子は手早い。 そして、ていねい。と感心していると、「すっごいきれいになったね」「なったね」「もっかいやろうか」。 ん? なんと、このあと、2人はそこらの砂を握ると、靴箱の中へザアッといれたのでした。そして、また、楽しそうにふきはじめました。   パンパン、ぞうきんきれいになったかな。お疲れさまでした。 12月17日(火) 12月のお誕生日会 今日のお誕生会は特別です。何が特別かというと・・・ お誕生日の子が一人ずつ、ののさまにお花を捧げます。 いつものお誕生会の光景です。  今日の特別のはじめは、絵本。 以前行われたカナダ人のお父さんによる英語の絵本の読み聞かせに引き続き、今日はイギリス人のお父さんが絵本を読んで下さいました。 絵本が小さいのではないかと、みんなの間を回って下さり、みんなをぐいぐいひきつけます。 読み終わったときに、パンッ!といい音をたてて本を閉じるのもおもしろくて、印象に残りました。   お誕生会の主役たちに質問の雨。 はーい、って言いたくてたまらない。 いざ、自分が当てられると、さっきと同じ質問してしまったりする子も。 お誕生会では、色ごとに歌を歌いました。 今日は特に、みんなの声がよく出ていて、いつもより、ぐっと深く歌の世界に入ったように思えました。 ガラス越しに暖かい冬の小春日和の日差しがそそぎます。 大勢のお母さん、お父さんたち、園長もやってきて、なんだか、はせっこの元気な声がどこまでも届きそうな、なんでも出来そうな気のする、充実した時間でした。      今日の特別の2つめは、どらやき作りです。 卵を割って、まぜるまでをこどもたちでやりました。 たねをホットプレートで丸く焼くのはお母さんたちにお願いしました。 焼けたら、自分たちであんこをはさんで、どらやきのできあがり。 ほんの一口サイズだけど、みんなで食べるとおいしいね。   「ぼくまだやってない」「やらせて」泡立て器の奪い合いです。   自分たちであんこをはさみます。一つずつつくるのですが、もっとつくりたい。 そのかわりに、あんこをてんこ盛りにする子も。 自分の作ったどらやきが気になって、ずっと見張っている子もいました。     全部出来るのを待つ間、なぜか狭いロッカーに入り込むこどもたち。 かわいくて、楽しそうで、思わず「わたしもいれて」と言いたいけれど、このロッカーに合うお道具を使う子にしか入れない空間、世界なのです。 12月15日(土) いよいよ「お楽しみの日」当日 11月から年齢別のクラスで過ごしてきたはせっこたち。 異年齢一緒のクラスで過ごすのとはまた違った楽しさがあり、新しい仲良しのお友だちができたりしました。 今日はそんな楽しく過ごしてきた日々の集大成(というのは少し大げさかな)をお家の人に見てもらう日です。 (1) 青の子…ほら穴から始まって、朝風呂、「迷いの森」の仲間によるすてきなショー、救急車がやってきてあっという間のネコの赤ちゃん誕生とそのお祝い、再び眠ったあとは餃子のサービス、と盛りだくさんの「迷いの森」。 今日はお家の人がたくさんやってきて、うれしいやら恥ずかしいやら。    (2) 黄色の子…稽古に稽古を重ね、昨日は光則寺に行ってののさまに「森とお城の劇」の成功をお願いしてきた黄色の子たち。 がんばってきた甲斐あって楽しい劇が発表できました。 各配役の演技もストーリーもとてもわかりやすく、手作りの衣装も色とりどりで素晴らしいもの。この劇のために作られた歌詞もあり、さすが黄色の子の総合的な創造力を見ることができました。お姫様を眠らせてしまったお化けも、最後には一緒に仲良くなるという心温まる物語。そして終わったあと着替えに戻った2階からは、「大成功! 大成功!!」のうれしそうな声が聞こえてきました。 うまくいってよかったね。 (3)桃&赤の子…あか・ももの子は、自分たちでトンカチして作った「にじのおうち」で、動物になりました。 女の子たちはウサギ(それぞれ名前がついています)、それにオウムが1わ、チーターの赤ちゃんが1ぴきに、コアラが1頭です。 衣装ももちろん、自分たちでつくりました。 衣装なしでもなりきることが出来る子がいるのも、あか・ももならでは。 大勢の大人たちと、カメラやビデオにびっくり。 にじのおうちでドキドキして、みんな、本当のうさぎたちのように、ぎゅっとくっつきあって待ちます。 「もういいよおっ!」さあ、いよいよはじまり・・・えっ、まだ予定よりも20分も早いよ!みんな、やる気満々なんですね。   うさぎはおなかがぺこぺこ。 お母さんたちがつくったおいしい葉っぱ(緑色の包装紙を細く裂いて、下をテープで留めて、ほうれんそう風です)をぱくっ! 出番を待つ緊張の時間。先生が様子を見ながら、「つぎ、やってみる?」とひとりづつ声をかけていきます。  チーターの赤ちゃんのジャンプ!オウムも、ウサギたちも、それぞれ見事なジャンプを披露してくれました。 最後に全員でバスに乗り、にじのおうちにさよならします。 12月7日(金) 桃&赤、青、黄色の生活 (1) 桃&赤の子の生活・・・とんかちで「虹のおうち」製作中。 以前は慣れない手つきで弱々しくとんかちを打っていた桃&赤の子も、今では随分上手になりました。    (2) 青の子の生活・・・権五郎神社にお散歩に行きました。 幼稚園に戻った後は、「迷いの森」の製作に取り掛かりました。 (3) 黄色の子の生活・・・観客(教育実習に来た3人のお姉さんと桃&赤の子たち)を前に、舞台稽古。 「せりふの声が小さくてお客さんに聞こえない」「もっとゆっくり登場しないとせっかくの衣装がよく見えない」「最後はどうやって終わるの?」など、問題点が浮き彫りになりました。 来週は猛特訓(?)の必要がありそうです。   お城の住民を一部ご紹介。 王子。 馬車に乗っています。 おばけ。 誰が変装しているのか全くわかりません。 チーター。 背中の毛並みはクレヨンによる手書き。 赤いしっぽがかわいい。 トンビ。 大きな黒マントを着ているので、走るとコウモリか吸血鬼にも見えます。 オウム。 鮮やかな色の衣装が印象的。 ズボンも自分で縫いました。