はせっこアルバム
2004年7月24日

7月1日(木) 七夕かざり 7月2日(金) 海に行く日(第1日目) 7月2日(金) はせっこの願い事 7月2日(金) 宇宙船作りつづく・・・(お泊りの準備その3) 7月5日(月) 宇宙船でお弁当(黄色の子) 7月7日(水)・9日(金) 海に行く日(第2・3日目) 7月12日(月) 空からきた手紙 7月12日(月) お泊りのお風呂(お泊りの準備その4) 7月14日(水) 7月のお誕生日会(月・鳥ぐみ) 7月15日(木) お泊り前日(お泊りの準備その5) 7月16日(金)・17日(土) いよいよ、お泊り(黄色の子) 7月30日(金) 8月のお誕生日会の準備(夏期保育1日目) 7月31日(土) 8月のお誕生日会(夏期保育2日目)

7月1日(木) 七夕かざり

 もうすぐ七夕です。 赤・青の子たちは自分のお道具箱を持ってきて、紙や空き箱を切って絵を描いて、そこにひもをつけて、七夕飾りを作りました。  黄色の子たちはお泊りに向けて、宇宙船作りに一生懸命です。 女の子3人組はキッチンを作っています。 やっぱり女の子・・・と思いきや、実際にはかなり実用的! 細かい部分の作業は幼稚園児とは思えないほどの腕前です。

7月2日(金) 海に行く日(第1日目)

 6月28日に鎌倉市の海水浴場が海開きしました。 長谷幼稚園では7月に入ると、水曜日と金曜日は歩いて海水浴に出かけることにしています。 今年は2・7・9日の3日間。 今日はその第1日目だったのですが、小笠原諸島付近を通過した台風8号の影響で波が高く、残念ながら海水浴は中止となり、いつものように幼稚園で過ごしました。   海は荒れているとはいえ晴天です。 体長2センチくらいの小さなセミが落ちているのを見つけました。 羽が破けているので落ちてしまったのかな? 木の高いところに帰してあげようと、女の子が木に登りはじめました。 

7月2日(金) はせっこの願い事

 この日、宇宙船作りが一段落したあと、黄色の子も七夕飾りを作り笹に飾りました。 そして風ぐみ前のらせん状の滑り台のところに笹は取り付けられました。  各々の七夕飾りには、代わりに先生に書いてもらった、その子の願い事が記されています。 「江ノ電の運転手になりたい」「バレー選手になりたい」「シンデレラと遊びたいな」といった子どもらしい夢もあれば、「セーラームーンの洋服がほしい」「金色のマニキュアがほしい」「ポケモンカードが全部ほしい」「べイブレードも全部ほしい」などといったおねだり型もあります。 「ブドウ食べたいな」「アイスクリームが食べられますように」といった願い事は、今すぐかなえてあげたくなりますね。

7月2日(金) 宇宙船作りつづく・・・(お泊りの準備その3)

 黄色の子のお泊り(7月16日に幼稚園に1泊します)まであと2週間となりました。 「みんなで星を見に行こう!」と作り始めた「宇宙船」、だいぶ形になってきましたが、まだまだ作業はありそうです。 海水浴が中止になったこの日、黄色の子は宇宙船に集まって、残りの作業の確認です。 かっこいいプロペラがつきました。ちゃんと回転します。 やることは、キッチンの棚作りと、板張りのドアの作成と、屋根を縫うことの3つです。 自分のやりたいものに分かれて、作業開始です。  こちらはキッチンの棚作りです。 今年の黄色の子32名分の食器が収納できるような棚を作っています。 1段では足りなさそうなので、もう1個木箱を乗せることにしました。 作業中に棚が後ろに倒れてしまいました。 もっとちゃんと固定しなくては・・・と後ろもしっかり補強します。  こちらは板張りのドアを作っているところです。 まだ隙間だらけなので、空いたところに板を打ち付けて、さらにはみ出た板を丹念に切り落としていきます。 かなり大きなドアですが、宇宙船の一体どこにどんな風に取り付けるのか、謎です。 教室では屋根を作っている子たちがいます。 白い大きなレースの生地に色とりどりの布を縫い付けていきます。 なかなか針穴に糸が通らな〜い。 男ひとり頑張ってます。  さて、黄色の子が宇宙船作りをしている一方で、赤の子はお寺にお散歩に出かけました。 青の子は園庭で思い思いの遊びをしていました。 宇宙船のすぐ近くのつり橋の踊り場の下では、フライパンをゆすってお料理をしている青の子たちがいます。  仕事に疲れた(というかサボリ?)黄色の子たちが、「コーラ下さい」「ポップコーンありますか?」などと、青の子のお店に休憩にやってきました。 ゴロゴロしてないで、早く仕事に戻ろうね。 梅雨はどこへ行ったのやら・・・毎日暑い日が続いています。 上半身裸になって泥ばたけに入っている青の子たち。 そのあと泥を落とすための大きなたらいに入るのも、気持ち良さそう。

7月5日(月) 宇宙船でお弁当(黄色の子)

 この日黄色の子は、宇宙船でお弁当を食べることになりました。 テーブルを教室から運び出し、宇宙船内部に入れるのは苦労しました。 入り口は何箇所かあるのですが、人ひとり通れるほどの幅なのでどうしよう? 結局、「よいしょっ!」と木箱を乗り越えて入れることにしました。  お弁当に先立ち、お泊りの際の夕食と朝食のメニューの相談が行われました。 「夕食は何が食べたい?」の先生の問いかけに、イクラごはん、タラコスパゲティー、ジャガイモのバター焼き、バーベキュー、カレー、シチュー。 「朝ごはんは?」の問いには、グラタン、ラーメン、卵、パン、バナナ、ヨーグルト、ぶどう、りんご、イチゴなど、出るわ出るわ・・・。 

7月7日(水)・9日(金) 海に行く日(第2・3日目)

 7月2日の海に行く日は波が高く中止になりましたが、今週に入り安定した天気が続き、7日・9日とも海に出かけることができました。 しかも朝から暑い! 幼稚園から海までは子どもの足で20分くらいですが、すでにうだるような暑さでしんどい。 それでも海に着けば、開放感と水の気持ち良さで子どもは元気一杯になります。  海に入る前にまずは準備体操。         海の中で遊んだ後は、砂浜で遊びます。 海に入らずに最初からずっと砂で遊んでいる子もいます。   埋められちゃった。  自分で埋めちゃった。  サザエの貝殻に入っていたヤドカリを引っ張り出したら、あまりの大きさに驚きました。  三角おむすびがたくさん。 園長がスコップで掘ってくれる「MY 穴」。 「僕の穴掘って」「私も」と大人気でした。   自分の穴に入ってみます。  さらに自分で掘って深くします。 海水がどんどん滲み出てくるのも不思議。  波に歓声を上げたり、浮いている海草を集めたり、砂を掘ったり、生きている貝やカニを探したり・・・。 ひんやりとした海水の心地よさを感じたり、砂浜の熱さに「あちっちっ!」と驚いたり・・・。 海はプールとはまた違った、多様な遊びができます。 そんな海へ歩いて気軽に出かけられるはせっこ、いろんなことを経験して、いろんな物に触って、大きくなあれ!

7月12日(月) 空からきた手紙

 この日の朝、登園した青の子が、幼稚園の木に赤い風船が引っ掛かっているのを見つけました。 それはなんと、静岡県にある保育園から飛ばされた風船でした。 かわいい女の子の絵と「お返事ください」とのメッセージが書いてあります。 青の子何人かで返事を書くことにしました。   「先生は風船に住所が書いてあったから郵便で返事を出そうって言うんだけれど、私は同じように返事を風船で飛ばしたいな・・・」と、描いた絵を風船みたいな形にしている女の子がいました。

7月12日(月) お泊りのお風呂(お泊りの準備その4)

 お泊り保育でのお風呂は「ドラム缶風呂」です。 お寺の倉庫にしまってあったドラム缶3つとスノコ3枚を先生に出してもらい、参道を黄色の子みんなで幼稚園まで運びました。 「いくぞ!」「オーッ!!」という掛け声こそありませんでしたが、いかにもそんな勢いで、子どもたちは運ぶ気満々です。 なんだか危なっかしい。 「参道に停めてある車にぶつからないかな」「幼稚園の前でちゃんと曲がれるかしら」「幼稚園前の坂道を落ちていかないだろうか」・・・見ている大人はハラハラします。 あっち行ったり、こっちに来たり、なかなか思うようにまっすぐ進みません。 わーわー、きゃーきゃー、まるで玉ころがしのノリです。 スノコを運ぶ面白さはいまいちのよう。 急にテンションが下がりました。  幼稚園に運んだ後は、バケツに水を汲んできて、ドラム缶とスノコを洗います。 ドラム缶は外側だけでなく内側も雑巾できれいにします。 スノコも裏表ともみんなでゴシゴシ拭きました。  さて、「ドラム缶風呂ってどんな感じなのかな? 試しに入ってみたい」ということになり、みんなで入ってみることになりました。 先生がひとりひとり抱えて入れてくれます。 力持ちの先生でよかった!  最初は窮屈が楽しいドラム缶風呂でしたが、だんだん蒸し風呂状態になり暑くてしんどくなりました。 お泊り当日のドラム缶風呂はどんな感じになるのでしょう? 楽しみですね。  ところで、毎年2階のまんなかの部屋で寝ることになっており、先日各自が寝る場所を決め、ゴザを敷きました。 そして寝るときにどんなものがあるといいか考え、作りました。 枕やペット、人形、携帯電話などいろんな物を作りました。 これでお泊りがますます楽しくなりそう。 テレビゲームです。 (左)テレビ (右)パソコン

7月14日(水) 7月のお誕生日会(月・鳥ぐみ)

 月に一度行われる長谷幼稚園のお誕生日会。 毎回子ども達自身が、その月のお誕生日の子達をどうやってお祝いするか、考えます。 今月は月&鳥ぐみ、風&花ぐみの2つに分かれて行われました。     月組は、お祝いのダンスを考えました。 「オルゴールダンス始まるよ」の声で、手をつないで2重の輪になってくるくる回ります。 「時計のダンス」では、真ん中に時計の針役の3人が入り、「今何時?」と聞くと、「3時」と教えてくれるので、みんなで「ボーンボーンボーン!」。  お次は鳥組。 6月のお誕生日会の続きのお話だそうです。 「動物のショーが始まります」。 うさぎや鳥が鍵を開けたドアから次々に出てきます。 『不思議の森の動物園』に着いた動物たちは紙に貼ってあるリンゴやカニを食べます。 月組の子も「鳥組のショー、お〜もしろかったなー」と、やるのも見るのも心から楽しんでいました。

7月15日(木) お泊り前日(お泊りの準備その5)

 今日で赤青(年少、年中)の子達は一学期終了です。 しかし、黄色(年長)の子達は、お泊まりを明日に控え、大忙し。 まだまだ準備がたくさん残っています。    まずは、畑に集合。 今年3月にみんなで植えたジャガイモ。 4月からは、畑当番を交替でして、毎日お水をあげたんだよね。 みんなで掘って、こんなにたくさん収穫出来ました。 明日のカレーやシチュー、きっとおいしくしてくれるよ。  次は、かまどを作るブロックを運びます。 暑いし、重いし、みんな必死。 「カレーを作るかまどだよ」「もう一つ、ゴエモン風呂のかまども作るんだって」楽しいお泊まりのためだもの。 せっせ、せっせと働きました。 この後は、明日お肉を買いに行くリハーサルで、門の前に集合。あ〜、忙しくて、楽しい黄色の子。

7月16日(金)・17日(土) いよいよ、お泊り(黄色の子)

 「宇宙船に乗りたい」「みんなで星を見に行こう」という子どもたちの思いから作り始めた宇宙船。 「お台所がある!」「プロペラと羽で飛ぶ!」などなど、それぞれが「こんな宇宙船にしたい」という思いを膨らませ、形にしていきました。 作っていく中で、一人では難しいことも「のこぎり交代でやろう」「ここのクギ打ってあげるよ」と、子ども同士協力し合う姿や、「お泊りの日は宇宙でごはんを食べたい」「コップとお皿をみんなの分作って、お茶の時間もある」と、お泊りの日に宇宙船でどう過ごすかを考える姿がありました。   おうちの人と離れて幼稚園で1泊するということは、子どもにとってはとても大きな出来事です。 仲間過ごせることが楽しみでもあり、また不安なことでもありますが、宇宙船作りをはじめ、様々な準備を通して、少しずつ楽しみな気持ちが膨らんできました。 お泊りの日、幼稚園で過ごし、「幼稚園で泊まれた!」「みんなと過ごして楽しかった!」という満足した気持ちを味わい、それが次への自信につながっていくといいと思います。  お泊りの日の登園は午後2時です。 先月自分で描いて染めたTシャツを着て、重そうな荷物を持った黄色の子が集まってきました。 なぜ重いのかというと、カレーやシチューの材料(お米と野菜)や寝巻きだけでなく、寝るときの敷布団(大きめのバスタオル)と掛け布団(タオルケットやバスタオル)も持ってきたからです。 前日は夕方に大きな雷がしばらく鳴り続きました。 今日は大丈夫でしょうか。 門のところで、おうちの人とはお別れです。 大好きなお母さんとなかなか離れられない・・・。 まずは2階の寝る部屋で、持ってきた荷物を解きます。 自分の場所に布団を敷いたあとは、エプロンを身に着けて「ののさま、こんにちは」。  外に出て、ドラム缶風呂に水を入れます。 先日黄色の子みんなでお寺から運んで、雑巾できれいに拭いたドラム缶3つ。 今日は、そのうち2つが、砂場深くに埋められています(夜、子どもたちがお風呂に入りやすいように、先生たちが深く穴を掘って埋めました)。 残り一つに、牛乳パックでみんなで水を運ぶのです。 気の遠くなるような作業・・・かと思いましたが、黄色の子31名、ひとり5往復もすれば一杯になりました。  さて、ドキドキのお肉屋さんへの買い物。 出発前に、(自分たちで決めた)お店で言う事「こんにちは」「ブタコマ200ください」「ありがとう」「さようなら」を、もう一度練習。 お料理をするグループ(ハートカレーグループ・カックレーグループ・ヤローシチューやさん)毎に、手をしっかりつないで出発です。  信号を渡ってからは子どもたちだけ。 緊張の買い物へいざ!!  練習どおりお店の人にちゃんと言えました。 でもよく聞いてみると、「ブタ胡麻200ください」と言っている子もいるようです。 お店の人から「ハイ、240円です」と言われました。 先生からお財布に入れて持たされたのは300円、おつりもちゃんと受け取ります。 「10円玉と50円玉で60円か」と確認を怠らない、しっかり者のグループもありました。  幼稚園に無事戻り、自分たちでテーブルを運んでお料理開始です。 まずはおうちから持ってきたお米(ひとり1/2カップ)を研いで、大きなお釜に入れます。   次は野菜。 おうちからひとり1つずつ野菜を持ってきました。 ほとんどの子がニンジンかタマネギかジャガイモを持ってきましたが、中にはカボチャもあります。 タワシを使ってきれいに洗い、皮をむき包丁で切りました。 さすが、毎日鳥当番で包丁を使い、ノコギリを使う姿もサマになっている黄色の子です。 硬い野菜を切るのも早い早い。 切った野菜と買ってきた豚肉を、先生にお鍋に入れてもらいます。  この後、カレーやシチューのルーも入れました。 煮汁でルーを溶いている時、「おいしくなあれ、おいしくなあれ・・・」と呪文を唱えているグループもありました。 いい匂いがしてきます、出来上がりが楽しみです。     宇宙船に乗り込み、みんなでカウントダウン「10! 9! 8!・・・・ 1! 0!」で宇宙へ出発です。 そして宇宙に到着するとお待ちかねのご飯です。 自分たちで作ったカレーとシチュー、おいしいね。 おかわりして3杯も食べる子もいました。 ところが、「おかわりしたのに、ブタゴマが入ってなーい」との声が。 なんとブタと胡麻が入っていると思っていたようです。 そういえばお肉屋さんで「ブタ胡麻200ください」って言っていたっけ。 幼稚園の畑でとれたトマトも食べました。 「あっ、梅ジュースだ」  ごちそうさまの後はティーパーティー。 かわいいお姉さんたちがかいがいしく振舞って、お皿を配ってくれました。 そして注文もとりにきてくれました。 やっぱり暑いのでアイスが大人気。 色々な味が選べます。 お茶もおいしかったです。  そんな時、なんと先生が「2階が光ってる!」、何か発見? 先生が見に行き帰ってくると、輝く箱を持っていました。 銀色の紙に包まれているので、「チョコじゃないの?」と期待する声が。 開けてみると、カセットテープと探検の地図が入っていました。 早速テープを聴いてみると、宇宙からの交信が! 不思議な交信音に泣き出す女の子もいました。 男の子が「大丈夫、怖くないよ」と励ます場面もありました。 みんな身を乗り出して、「何だろう?」。  地図を頼りに探検に出発です。 泣いている女の子には、両側から男の子が手をつないであげます。 お寺に向かう参道で、ニョロッピーが現れました。 ニョロッピーが用意してくれた宇宙船に乗って、夏の流れ星に出発します。 目隠して、到着するとそこは流れ星がいっぱいでした。  宇宙でも息が出来るというヘルメットを装着。 宇宙船の乗組員らしくてかっこいいぞ。  宇宙遊泳しながら進むと、かわいい宇宙人トゥインクルとそのお母さんママンに会い、宇宙語を教えてくれました。 嬉しいときは「ポポー、ポポー」、「いただきます」は「パックンピー」って言うんだって。  トゥインクルが宇宙レストランに案内してくれました。 そこにいたのはエイビー。 宇宙でエビフライを作っているらしい。 エイビーと一緒に、さあエビフライを作ろう。 ここでは、エビエビダンスを踊るとフライが揚がるんだって。 作ったエビフライは大事に幼稚園まで持って帰りました。  探検を終えて幼稚園に帰ると、お楽しみのドラム缶風呂です。 あー気持ちいい・・・。 大人も一度は入ってみたいですね。  卒園生の小学校2年生のお兄さんが絵本を読みに来てくれました。 お兄さんがお泊りをした時には、中学生のお姉さんたちが絵本を読みに来てくれたそうです。 そのことを覚えていて、今度は読みに来てくれたのです。 4冊持ってきてくれて「どれ読んで欲しい?」との質問に、座っていた黄色の子たちがワーッと絵本めがけて前に押し寄せて、一瞬パニックに! 結局一番希望が多かった「そらまめくんのベッド」を読んでくれました。 そして、アンコールにこたえて、もう1冊読んでくれました。 みんなとても真剣な目をして絵本を見つめていました。 お兄さん、どうもありがとう。  午後8時30分消灯です。 でも全員が寝付いたのは10時頃でした。 おうちから持ってきたお人形と寝ている子もいます。 隣の子の布団まで動いてしまう子もいますが、朝になると皆、自分の場所に戻っていたのは驚きです。   明け方から涼しくなり、起床予定時刻(6時30分)を過ぎてもグッスリ。 朝7時まで寝て、起きたら布団をたたんで、荷物を整理しました。 そして朝の散歩です。  ののさまのおうち(本堂)へおはようを言いに行きました。 おはようの後、園長や先生たちが毎朝本堂で行っているように、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」をみんなで唱えました。  朝食のいただきますは、片手をあげて、昨日宇宙人から教えてもらった宇宙語「パックンピー!」。 宇宙のパンとバナナと、みんなで育て一昨日自分たちで収穫したジャガイモを食べました。  自分の荷物を持って帰りの準備です。 なんと宇宙人から届いたプレゼントがありました。 暗いところで光るらしい。 そして中を空けると、小さな宇宙船が飛び出してきます。  9時、おうちの人が迎えにきました。 ドキドキして楽しかったお泊りもおしまいです。 お父さんお母さんたちは、我が子がどんな顔をして教室から出てくるのか楽しみでもあり心配でもありました。 楽しかったかな? 夜、帰りたいって泣かなかったかな? とにかく、みんなとお泊りできてよかったね。 すごいね。 我が子の成長を感じた瞬間でした。  お父さんお母さん、ただいま。 一晩会えなかっただけなのに、再会がうれしくて思わず抱きついてしまった兄弟。

7月30日(金) 8月のお誕生日会の準備(夏期保育1日目)

 今日から3日間、夏期保育です。 2週間ぶりの幼稚園の庭では、百日紅(さるすべり)の花が真っ盛りでした。 久しぶりの幼稚園を楽しみにしてきた子もいれば、おうちの人と離れるのがいやで泣いている子もいます。 クラス毎に教室に集まり、おはようをしました。 そのあと、明日行われる8月のお誕生日会の相談をしました。   花ぐみ:おはようの後、いきなり先生が「大きな栗の木の下で〜」と歌いながら手遊びを始めました。 子どもから「次はスイカ!」「メロン!」のリクエストが出ました。 「スイカやメロンは木の下というより、地面にあるんだよ」と先生。 そこで、「大きなスイカは地面の上に〜」という歌になりました。  花ぐみで8月にお誕生日を迎える子は3人います。 それぞれの子に「何が好き?」と質問したり、みんなで「○○ちゃんは何が好きかなあ」と考えたりしました。 「コマやベイブレードが好き」な子がいたり、「お友だちと遊ぶのが好き」な子もいて、「好きなものを作ってあげてお祝いしよう」というアイデアはうまくまとまりません。 そんな時、「教室の真ん中に大きな木を作ってさ・・・」というアイデアを口にする子が現れ、それをもとにみんなで話し合った結果、「木にいろんな実や昆虫を付けて、取れるようにする」ことにしました。 鳥ぐみ:みんなでケーキになってお祝いすることにしました。 ケーキ屋さん役の2人が「ケーキになあれ!」と呪文をかけると、丸く寝そべった状態からみんな起き上がり、手をつなぎます。 ケーキが焼けている間は、「ポコポコ、ポコポコ」という音を出しながら、ケーキが大きくなったり小さくなったりするのですが、途中でついついふざけてずっこけてしまい、グチャグチャのケーキに・・・。 なかなかきれいに丸く焼けないケーキ、本番(明日)のチームワークに乞うご期待! 風ぐみ:「電車(ブルートレイン)にお誕生日の子を乗せて、おいしいものを食べさせてあげる」ことにしました。 電車はダンボールをつないで4両編成にします。 「しっかりと連結したい」「ダンボールノコギリを使って穴をあけ、紐を通してしっかり結んだらどうかな?」と知恵を絞っています。   クレヨンで色を付けます。 側面は青と白のライン、前には赤いライトも描きました。 横開きのドアには「こちらへ」の表示も付けました。