長い夏休みも終わり、今日から幼稚園です。
真っ黒に日焼けした子どもたちが、お道具箱や、上履き、着替えバッグなど大きな荷物を持って登園してきます。
お母さんたちも、久しぶりの再会で嬉しい!暑くて大変だったよね〜。
久しぶりの幼稚園、長谷っ子たちは思い思いの場所で過ごしました。
絵本の部屋、木登り、砂山、魔法使い修行の道、幼稚園には大好きは場所がたくさんあるものね。
帰りの時間の前に、新しいお友達の紹介がありました。
かぜ組に黄色の子(年長児)、はな組に青の子(年中児)、とり組に赤の子(年少児)の3人が長谷っ子の仲間入りです。
長谷幼稚園の歌をみんなで歌って紹介しました。覚えて一緒に歌おうね。
これから、どうぞよろしく!
今日は登園後、赤の子と、青、黄色の子に分かれて「御難会」についてお話を聞いた後、
光則寺本堂へお参りに行きました。
本堂には青と黄色の子が、静か心で入ります。ののさまに献花をして「輝け善日丸」という紙芝居をみました。
1271年9月12日、日蓮聖人は幕府の人に取り押さえられ、龍の口(現在の龍口寺)で首を切られることになりました。
ところが、雷鳴がとどろいて光が走り、振り上げられていた刀が折れて、結局処刑は中止され、
日蓮聖人は佐渡に流されました・・・。
黄色の子は数珠を手に、みんな真剣に見入っています。
そして、園長から「ののさま(日蓮聖人)の手とつながった善の綱を握って、強い心になるようにお願いしましょう。」とお話がありました。
その後、お寺の山を登って、土牢にもお参りしました。この「日蓮法難」の時に、
弟子の日朗上人がこの土牢に幽閉されてしまったのです。
ここでもみんなで手を合わせました。
赤の子たちは、部屋で紙芝居をよんでもらって、本堂の前でお参りをしました。
2学期が始まって1週間。夏休みの生活から幼稚園の生活にすんなり戻れる子もいれば、
そうではない子も当然います。
少しずつ幼稚園での生活に慣れていくように、今週はまだお弁当のない午前保育でした。
子どもたちが楽しく過ごせるように、絵の具や粘土も用意され、畑のトマトをもいだり、
砂山で思う存分遊んだり、子どもたちも、だんだん幼稚園の楽しさ、
友達との関わりを思い出してきた様子です。
今日は、かぜ組が近くの「甘縄神明神社」へお散歩に出掛けました。
お祭りの真っ最中の神社には、幼稚園のお友達が描いた灯篭も飾られていました。
神社の中では、「かくれんぼ」や「だるまさんがころんだ」をして遊んでいます。
だんだんと仲間との生活に戻って行く子どもたちです。
その頃、はな、とり、つき組のみんなは、園庭で、クワガタチーム対ちょうちょチームの鬼ごっこ。
一般に「けいどろ」や「どろけい」と呼ばれる遊びの長谷っ子版。
その後、「カマキリと鳥」、「ライオンと桃」、「チーターとフラワー」と、どんどん変わっていきました。