はせっこアルバム
2001年7月19日

7月17日(火) 一学期おしまい & 光則寺本堂参拝 1学期終わりの日、全員で幼稚園の隣にある光則寺の本堂に参拝しました。 きちっと正座をして、静かごころで手を合わせます。 「明日からの夏休み、元気で過ごせますように」と、のの様にお願いしました。

赤・青の子たちが本堂を出て行ったあと、黄色の子たちはもう一度のの様に手を合わせました。 「明日からのお泊まり、お天気で楽しく過ごせますように」 幼稚園に戻り、再び明日の準備に取りかかりました。 まず、①明日買い物に行くお肉屋さんの下見。 グループごとに先生と一緒に出かけました。 明日は園児だけで出かけます。(大丈夫かな?)②ブロックを運んでかまど作り。 そして、③薪割り。(実際は「割る」のではなくて、のこぎりで切って作りました) 明日は自分たちで買い物からお料理までします。 自分たちで作った乗り物に乗って食べる夕食はどんな味かな? 7月18日(水)〜19日(木) いよいよお泊まり保育当日  午後2時、大きな荷物を抱えた黄色の子たちが続々と幼稚園に集まってきました。 いつもは教室の前まで来るお母さんたちとも、今日は門のところでさよならです。 お母さんたちの心配をよそに、ほとんどの子が振り返ることもなく、楽しそうにさっさと幼稚園に入っていきました。 思い起こせば、約1ヶ月前から自分たちで考えてこの日の準備をしてきました。 お泊まりの時に食べようと、毎日畑の世話をして育てたじゃがいも。 とんかちを使ってみんなが乗れる乗り物を作り、さらに椅子やテーブル・鍵・ハンドル・時計・シャンデリアなどなど、こだわりのものを作ってきました。 お泊まりの日に着るTシャツも染めたね。 食事のメニューもみんなで決めて、'ののさまくじびき'でグループ分けしました。 ドラム缶をみんなで運んでピカピカに磨き、ドラム缶風呂の用意もしました。 寝る場所も自分たちで決めて、友達とゴロゴロしてみました。 不安よりもみんなで過ごす楽しみをどんどん膨らませてこの日を迎えたのでした。  やっと訪れたお泊まりの日、ワクワクする気持ちを子どもたちの背中に感じました。 ・ワクワク娘と名残惜しそうな母。         ・ 荷物を開けて、ふとんを敷いて・・・。 赤ちゃんの時に使っていたなつかしのベビーぶとんを持ってきた子もいました。           ・ 牛乳パックでドラム缶風呂に水を入れよう。ドラム缶と水道の間を何往復もしました。         ・ グループごとに、手をつないで子どもたちだけでお肉屋さんへ。 「ぶたコマ200」と唱えながら歩きます。 お財布係に任命された子はちょっと緊張気味。   ・ 家から持ってきた野菜。 にんじん・じゃがいもは、まず皮むき器を使います。 そして、孔雀のくーちゃんのえさ作りで鍛えた包丁さばきの見せ所。 ・ 大きさも形も様々だけど、大きな鍋に入れればおいしいよ。 ・ 幼稚園の畑でとれた巨大なきゅうり・トマトもサラダにします。         ・ 夕食(カレー・シチュー)のできあがり。 みんなで作った飛行機+電車+船の乗り物に乗って、「いただきます。」   ・ 「おいしーいっ!」「おかわり!」             ・ 夕食後、音符星へ探検に行く。 音符星ではコマッチングを探しているらしい。 7月のお誕生日会で幼稚園に来てくれたコマッチング。 どうやら音符星へ帰る途中に道に迷ったらしい。 ・ 音符星に入星。 まずは入り口で、カメ・レオンのふたりによるボディーチェック。         ・ 次はハワイで「アローハー!」。 輪をくぐるとしあわせになるんだって。 みんなで挑戦。 ・ お次は、フランスへ。 めったに出会えないアントワネット姫に会い、本場のサッカーをしたよ。         ・ 最後は宇宙へ。 宇宙人パピコに「長谷幼稚園のお誕生日会にコマッチングが来たよ」と教えてあげたら、「えっ、長谷幼稚園に行っていたの?」とびっくり。 教えてあげたお礼に、宇宙ドリンクと宇宙スナックをごちそうになったよ。 ・ あたりが薄暗くなるころ、ドラム缶風呂。 ちょと窮屈そう? でも、あったかくて楽しそう。         ・ 先生に絵本を読んでもらった後、それぞれ自分のお城で眠りにつきました。 ・ 朝食前に、まずは光則寺本堂でのの様にごあいさつ。 そして御五郎神社へお散歩。         ・ お散歩から帰ると、コックのハーセーが朝食を用意して待っていてくれました。   ・ 楽しかったお泊まりもおしまい。 音符星の人たちから届いた「はせようちえん おとまりのりものけん」をもらって帰りました。   ・ 音符星探検に使った「HASPORT」(パスポートではなく、ハスポート)と、「はせようちえん おとまりのりものけん」の中身。   7月13日(金) 大学生がやってきた 東京都日野市にある明星大学の学生(教育心理学専攻のゼミ生)約30名と先生1名が長谷幼稚園の見学にやってきました。 最初は遠巻きに園児たちを眺めていた学生さんたちも次第に長谷ワールドへ。 黄色の子たちがとんかちで作っている乗り物に一緒に乗ってみたり、滑り台を滑ったり、追いかけっこをしたり・・・。 どろばたけにも最初勇気ある(?)男子学生がチャレンジ、そのうち女子学生のみなさんもそのなんともいえない感触にまさに「はまって」いたようです。 この日、赤・青の子たちもはじめて黄色の子たちが作っている乗り物に乗せてもらうことができました。 大学生のおにいさん・おねえさんも一緒で乗り物は満員でしたが、なんとか全員座れて、ハワイへの旅に出発!(途中、なぜか大阪を通過。 飛行機+電車+船ならどういう道順でも行けます。) そうそう、今日やっと背もたれのついたベンチが完成しました。 が、喜ぶのはまだ早い。 まだまだ作らなければならないものがあるんだそうです。 いよいよ来週に迫ったお泊まり保育に向けて、黄色の子たちは大忙しです。
7月9日(月) 大掃除&お泊まりの部屋 もうすぐ1学期も終わり。 今日は園児たちによる大掃除です。   教室の床、各自のロッカー、下駄箱を雑巾でゴシゴシ。 「結構まじめにやってるなー」と思いきや、かぜ組の教室ではせっかく拭いた床の上で雑巾絞りをする者が現れて、ビショビショ。 それをまたみんなで拭くと、その横で雑巾絞り、またまたみんなで拭いて・・・。       大掃除終了後、2階のまんなかの部屋に黄色の子(年長)で集まって、お泊まり保育の時にみんなで寝る部屋をつくりました。 ひとりひとり先生からゴザを受取り、思い思いの場所にひきました。 仲良しのお友達と並んで、早速ゴロゴロ。 ちなみに、この部屋に入るときには、上履き・スリッパは脱いでくださいね。       7月3日(火) 海水浴へ 海の近くの長谷幼稚園。 7月に入ると、火曜日と金曜日は幼稚園から歩いて海水浴に出かけます。 週末には混み合う 由比ガ浜も平日はガラガラ、まさに貸切状態。 はせっこの海での過ごし方ウオッチング ① オーソドックス編・・・海に入って波に歓声を上げ、浜に上がって砂を掘る。 ② ちょっとワイルド編・・・海の中で、豪快に園長に放り投げてもらう。 挑戦するには勇気が必要かも。 ③ 実益を兼ねる編・・・生きている貝をひたすら拾い集める。 今晩の味噌汁の具か? 温泉編・・・寝そべってみんなに砂に埋めてもらう「砂風呂」。 砂を掘って溜まった水の中にどっぷりつかる「海の見える露天風呂」。 ⑤ 何しに来たんだ編・・・ひととおり遊んではみたものの、寒くなり、海からかなり離れた乾いて暖かい砂の上でぬくぬく&おしゃべり。 スキー場に来て、レストハウスで休憩ばかりしている連中に酷似。   7月2日(月) おはなし会 おはなし会のお母さんたちによる月1回のお楽しみ。 指遊びに始まり、詩の朗読・絵本・紙芝居と盛りだくさんの20分間でした。 集中して聞く子どもたち。 萩原朔太朗などの詩の朗読の際には、どんな情景を頭に浮かべていたのでしょうか。