かがやき+1 平成28年 3月
2016年3月22日

『みんながいるから いいんだね』

 



長谷幼稚園の毎日は、いっぱい遊んだ!たくさん笑った!楽しかった!とみんなのそれぞれの思いがつまっています。

 

 誰かが泣いている時、「どうしたの?」とすっと隣に寄り添う、笑ってほしい!とおもしろい顔をしてみる、どうしたらいいかなと一緒に考える。その子によって、いろんな優しさのかたちがあります。実はその優しさは、そこからまた続いていきます。優しさを受け取った子のなかで、誰かが気持ちによりそってくれたことが大切にあたためられて、また誰かに優しくしたくなる。そんな気持ちが続いていきます。

 

 誰かのことを大好きな思いにも、それぞれのかたちがあります。大きな声で名前を呼ぶ、すっと隣にいる、「いっしょにあそぼ!」とワクワク誘う、恥ずかしがりながら誘う。いろんな大好きがあって、いろんな伝え方があります。

卒園の日が近くなってきた頃、今まで過ごしてきたきいろの子(5歳児)のことを思う子どもたち。「きいろのこが、わらってくれたらうれしいな」「やさしくしてくれたのがうれしかったんだ」と優しい表情で言っていました。大好き!と言葉にしなくても、そのあたたかさは伝わっていきます。誰かのことをこんなに思って、思われるって素敵ですね。そんな、あたたかい気持ちは、つながっていきます。

 

 それぞれの思いがあって、どんな思いもみんないい!

「それいいね!」「おもしろいね!」誰かのいいこと、嬉しいことをみんないいよねと感じるこころ。友だちと思いがぶつかって悲しいと感じたこころ。「いいことおもいついた!」とワクワクするこころ。その全部が大事な思いです。いろんな思いがあるから、いろんなときがあります。笑った日も、泣いた日もどんな日だって、大事な日。

ひとりひとりに、それぞれの思いがあること。それはとっても素敵なことで、子どもたち、はせママ、オヤジ、みんながいるから、長谷幼稚園の毎日は輝いています。