この日はいつものリュックが必要なくまた家族の人と一緒ということもあって、嬉しそうに軽やかな足取りで登園した子ども達。
門のところで家から持ってきたけんちん汁にいれる様々な具を樽に入れました。
けんちん汁は、餅つきの間、同時進行で、オヤジの会のお父さん達が250人分ほどを作ってくれます。
毎年餅つきではその年の干支の動物に扮したお父さん達が登場してパフォーマンスを見せてくれます。
今年も「ののさまおはようございます」をすると、迷子のおやじ犬(?)が5匹、現れました。
あと、2ヶ月足らずで卒園してしまう黄色の子のお父さん達です。どうやら、花・風・鳥・月の4つの組の餅つきを手伝ってくれるようですが、自分のクラスがわからないそうなのです。
1匹ずつ、どの組の犬なのか、ヒントをくれました。
「夜が大好きで、黄色くてまん丸かったり・・・」「つき!」「ぼくはかざぐるまがだいすきでいつも遊んでもらってるよ」「わかった、かぜ!」
5匹の迷子のおやじ犬はめでたく子どものクラスに戻ったようですよ。
まずは一臼目。4つのクラスに分かれてそれぞれ、餅だけを楽しむ分をつきます。
最初は慣れない手つきの餅の返し役とつき役のコンビネーションもだんだんテンポがよくなってきました。
そして二臼目。今度はあんこ、きなこ、からみ餅用の餅。こどもたちの掛け声も大きくなってきて・・・「ペーッタン よいしょ ペーッタン よいしょ!」
お父さん達の次は、みんなもチャレンジ。こども用の杵とはいえ、二人がかりでも重く、振り上げるにも力がいります。
「よいしょ!よいしょ!」
順番についた頃、みるみる、もちもちの餅が臼の中で光り始めました。お母さん達が、そのまま、ひとくちサイズに丸めて、その場で何も付けずにみんなで食べました。
つきたての餅をいただきま〜す!どの子の顔にもまんまるい笑顔が広がりました。
三臼目はクラスごとに違う味付けの変わり餅です。
お父さんもつきます、保育者もつきます、迷子だった犬もつきます。
さて、味付けです。
今年もお母さんたちが、たくさん出し合ったアイデアの中から4つを選びました。
花ぐみは『抹茶&黒みつ』です。
きれいな薄緑色のお餅になり、それに黒みつをかけて食べました。黒みつの深みのある甘さで、和風デザートのよう。
鳥ぐみは『シナモンレースン煮りんご』です。
こちらは、係のお母さんが前日に12個分のりんごを煮てくれたので、りんごがたっぷり。
甘酸っぱい味で、りんごのシャキシャキとした歯ごたえが魅力です。
風ぐみは『塩こぶ&お茶漬けあられ』です。
あられのかりかり感がアクセントになって、あらっおいしい。
月ぐみは『ちりめん&青のり&醤油』です。
当初、ちりめんと青のりだけだったのですが、お母さんたちが味見をして、醤油を入れることにしました。 そんなアバウトさも楽しい。
変わり餅はその場で食べました。
つきたてなので「あったか〜い」 「モチモチしてるー」
天気が良かったからなのか、「おひさまのにおいがした」など子ども達も大喜び。
各クラスを回っていろいろ食べるのもうれしい。
どのクラスの変わり餅も大好評で、あっと言う間になくなってしまいました。
使い終わった杵と臼はお母さんたちが洗って片付けます。
在園児のお兄さんお姉さんの小学生チームは、自分たちで洗いました。
お父さんたちは火元を守り、その間、各家庭から持ち寄った野菜類を使って、けんちん汁も作ってくれました。
園庭にシートを敷き、先ほど作った、からみ餅とけんちん汁をみんなでいただきました。
お日様の下で、つきたてのお餅、大きな鍋で作ったけんちん汁、みんな笑顔があふれます。
最後に「お父さん、お母さん、おいしいお餅をありがとう」
そして「ののさま、さようなら」
天気にも恵まれて、楽しい一日となりました。