かがやき+1 平成25年4月
2013年4月24日

この「かがやき+1」では、子どもたちの姿を通して、保育者が、保育の中で感じたこと、考えていること、大切にしていることをお伝えしていきます。 今回は   

『たまご みーっけ!』

です。

今年度も、新しい仲間を迎え、賑やかに1年がスタートしました。 今回の『かがやき+1』では、そんな賑やかな園庭での子どもたちの姿を少し、ご紹介したいと思います。 ザックザック、砂を掘る音と共に、子どもたちの歓声が聞こえてきます。 「たまご、あったよー!」「おっきーい!」 こちらは、卵探しに大忙しです。卵、といっても、砂のかたまりなのですが、砂を掘るたびに出てくる、大小様々な砂のかたまりを卵に見立てて、「たまごあったー!」と、大盛り上がりです。 その声に誘われるように、次々に子どもたちが集まってきます。 「おもたーい!みて!」「きょうりゅうのたまごだ!」「あ、われた!」 砂の感触も感じながら、卵を見つけては並べ、周囲には大小様々な卵がずらりと並びました。 そこへ、「たまごくださーい!」と、買い物に来る子が現れました。 どうやら、おいしいごはんを作って、レストランを開いているようです。 「おっきな かきごおりあるよ。」「カレー たべますか?」 お客さんを呼ぶ声も聞こえてきます。 「たべる たべるー!」 ご飯を食べて、元気もりもり!また卵を掘り始めます。 卵を掘ったり、ご飯を作ったり、そんな遊びに夢中になりながら、ふと、互いの遊びに気づいて「おもしろそう」と感じ、行き来が始まる中で、少しずつ、周りの存在も感じ始めている子どもたちです。 好きな事をみつけて遊びながら、ゆっくり、互いのことを知っていけるといいなと思っています。 保育者も、どんな1年になるのか、わくわくしながら過ごしている4月でした。 H25.04PLUS1.JPG