10月26日（月）　花びらとトンカチが舞って
10月28日（水）　つくったら遊ぶ！
　

10月26日（月）　花びらとトンカチが舞って

秋の陽射しが心地よい朝です。
きいろの子（5歳児）とあおの子（4歳児）は
御会式のお参りのために、ののさまのところへ出発です。

「龍さん、おはようございます」。
　
ののさまのところへ行く時には、門の前で
龍さんにあいさつをしてから入ります。

　
お出かけが嬉しくて少しわいわいしていても、
門をくぐって本堂へ上がる時には、
しぜんと静かな気持ちになっていくね。
しっかりと靴を揃えている間に
心も落ち着いてくるのかな。

　
日蓮聖人がお亡くなりになったとき、
秋だというのに桜が咲いていたと云われていることから、
今日は本堂にも桜の飾りが咲いていましたよ。

　
紙芝居や、園長のお話の後、
蓮の花弁をかたどった紙の花びらを散華して、
日蓮聖人に供養しました。
　
うたに合わせて、一枚、また一枚と、花びらが舞っていきます。
ひらひらと落ちていく花びらを眺めていると、
より一層心が落ち着いていくように感じるのでした。

　
「正しいと思ったことを、できるようになるといいね」。
「善の綱」を握って、園へと戻りました。

さて、
本堂では花びらが舞っていましたが、
園庭ではトンカチが舞っています。
　　　　　
あっちで横打ち、こっちでも横打ち。
力が伝わりづらいから、なかなか釘が入っていかないよね。
それでも体勢を変えたり、打ち方を変えたりして、
いろいろとためしながら作っていく姿に、心も打たれてしまいます。

　
あかの子（3歳児）も夢中になってトンカチを舞わせ、
「みち」をのばすことに熱中しています。

　
これからも楽しみ！


10月28日（水）　つくったら遊ぶ！

今日もこどもたちは、
それぞれがお気に入りの場所で過ごしています。

　
「こうやってね、ぎゅーっとしてると、はちみつになるんだよ」。
絵の具がキャンバスの縁を伝ってぽたぽたと流れ落ちる様子を
静かに楽しんでいたり、

　
その横では、三人娘がフライパンを持って何の相談でしょう？
「今日の夜ごはん何にする？」とか？

あっ、失礼。
これは、母たちがいつも考えていることでしたね。

　
ここは「ろけっとの発射台」。
かわいいろけっとたちが、次々と打ち上がります。

　
おととい、何度も何度も横打ちしていたのは
「きょうりゅうのしっぽ」でした。
今、一生懸命に磨いているのは、
その「きょうりゅうのくち」です。

なんと！口から滑れるようになっていました。
みんなが滑った時にトゲトゲが刺さらないように、
丁寧にやすりをかけています。

　
「ほら、ここ、こんなにつるつるになったよ！」
「見て見て、磨くとこんなにさらさらの粉が出るよ」
なんでも楽しめる心が、本当に素敵だよ。

つくることが楽しい。
つくったもので遊ぶことも、もちろん楽しい。
こういうふうに遊びたいから、こうしよう！

全部がつながって、ひろがっていくから
全部が楽しいんだね。