1月28日(火)・29日(水) 貴重な体験を生かした誕生会
1月28日(火)・29日(水) 貴重な体験を生かした誕生会
画家で絵本作家のささめやゆきさんと、増田裕子(ケロポンズ・ケロ)さんが、
共作の絵本「くまのこチャップ」(そうえん社・刊)からとびだした人形劇を携えて
来園してくださいました。
何がはじまるのか、前方の見慣れぬしかけを見つめて、じっと待つ子どもたち。
やがて、開いたカーテンのなかから出てきた、くまのこチャップに歓声があがります。
ささめやさんが人形を操り、増田さんが絵本を読み、
劇中歌はアコーディオンとともに歌ってくださいました。
サーカスの人気ものチャップが、つなわたりにちょうせんするという話の世界にひたりながら、長谷っ子たちはしっかり観察をしていたようです。
部屋に帰ると、ある組で「明日の誕生会は、人形劇をやろう」という声があがりました。
それをきっかけに、子どもたちが互いに意見を出しあいます。
傍で見守っていた保育者に
「トイレットペーパーの芯を出して」「毛糸もいるよ」「おっきなダンボールがひつよう」と
材料の提供をお願いしながら、世界を膨らませていきます。
そして、思い思いのキャラクターができあがりました。
たとえば、「うさちゃん」
または、「空とぶ恐竜」
大きなダンボールに穴をあけ、舞台も作ります。
穴が開いたままではなく「カーテンも必要だよ」とこだわりました。
そして、完成しました。
翌日。
誕生会の本番です。子どもたちが、舞台の裏に集合しました。
さあ、はじまりはじまり。
誕生日の主役の子どもが作った動物が、ほかの子どもたちのキャラクターと一緒に、ケーキを探しにいくというオリジナルストーリーです。
思いを形にして、たくさんの笑顔がはじけた、誕生会でした。