昨日9月12日は、日蓮宗でいう御難会の日でした。
今日は、子ども達全員が光則寺に向かいます。
きいろの子たちは、本堂の中に入って何やら緊張した面持ち。
一人一人に数珠が配られて、園長の話を静かに聞きます。
いつもは元気いっぱいのはせっこも、時には静か心で過ごします。
その頃、本堂の外ではあかとあおの子が本堂の中から伸びている紐を握っていました。
紐は本堂内の日蓮聖人像の手と結ばれている“善の綱”と言われます。
「この紐を握ると、ののさまと握手したことになるんだよ。」
みんなしっかり握っていましたよ。
最後にお寺の裏山を登って、日蓮聖人の弟子、日朗聖人が入れられていた
土の牢まで行きました。
みんな、日蓮聖人のように、幾多の迫害にもめげず、信念を貫く、強い心が持てますように。
今日は、みんなが待ちに待ったお弁当始まりの日です。
久しぶりのお弁当で準備の仕方を忘れてないかなと思ったのですが、
みんなで机を運んだり、拭いたり、あっという間にセッティングが完了しました。
こちらはきいろの子が集まって何やら相談しています。
「今日のお茶当番は、誰にする?」
「まだお当番してないのは、誰だっけ?」
今日の当番が決まって、きいろの子はみんなのお茶を配ってくれます。
やーっと、全ての準備が終わり、「ののさま、いただきます」となりました。
どのお弁当もとってもおいしそう!
食べ終わったら、きちんと歯磨きもしますよ。
そして、食後のお楽しみ。
今日から借りられる絵本の部屋は大入り満員でした。