はせっこアルバム
2005年2月28日

2月1日(火) 一日入園 2月2日(水) キリンのおもちゃ置き場を作ろう 2月7日(月) 海浜公園へ(鳥ぐみ) 2月8日(火) お弁当の歌(花ぐみ) 2月10日(木) サリーさんと遊ぼう 2月16日(水) 1年間の思い出 2月16日(水) ひな飾り 2月18日(金) ぐりとぐらの人形劇  2月22日(火) 避難訓練 2月23日(水) 2月のお誕生日会 2月28日(月) お別れ遠足(黄色の子)

2月1日(火) 一日入園

 今日は、4月から長谷幼稚園に入園する子どもたちが遊びに来る日です。 はせっこは2階の教室に集合です。 前日、どんなふうに小さい子たちを迎えようか相談しました。 幼稚園をあちこち案内したいし、今幼稚園ではやっているみんなで考えた遊び「くまうさゲーム」(ドロけいのような鬼ごっこ)も一緒にやりたいね。 今日はどんな曲を歌おうか。 小さいお友だちも一緒に歌える曲がいいね。 約束の10時、新しいお友だちがおうちの人と一緒に集まってきました。 はせっこも新しいお友だちも行儀よくきちんと座ってご対面。 黄色の子(年長)が一言ずつ、長谷幼稚園でどんなことをして遊んでいるか紹介しました。 それから外に出て、みんなで一緒に遊びました。 絵の具。 粘土。 かくれんぼ。 はないちもんめ。    ひとりでできる遊びもあれば、みんなで一緒にする遊びもあって、幼稚園は楽しいことが一杯です。 4月になるのが待ち遠しい。 みんなが入園してくる日を、はせっこは楽しみに待ってるよ。

2月2日(水) キリンのおもちゃ置き場を作ろう

 今週月曜日朝登園してみると、おもちゃ置き場の所に大きな大きなキリンが立っていました。 実はこれ、土日にお父さんたちが集まって作ってくれた新しいおもちゃ置き場(砂や泥遊び、外でのままごと遊びなどの際に使う道具を片付けておくところ)。 2学期終わりの頃に黄色の子とお母さんたちとで話し合い、古くなったおもちゃ置き場をキリンの形をした新しいおもちゃ置き場に作りかえることに決めていたのです。 棚の天板はまだ固定されていません。 うしろ側ももっとしっかりクギを打っておかなくては・・・。 今日はこのキリンの棚に黄色の子で天板とうしろにたくさんのクギを打ち込んで、仕上げをしました。 もうすぐ卒園していく黄色の子からの、在園児へのビッグなプレゼントです。 うしろ側は、キリンを手前に倒してクギを打ちました。 ここでちょっと、土日に行われた作業の様子も紹介します。 キリンの顔は、お母さんが木に直接線を引き、それをもとにお父さんに切ってもらいました。 耳と角の位置を相談するお母さんたち。 キリンの首に座って木を押さえるお母さんたち。 お父さんの手際のよさに「すごいわ」とうっとり・・・。 お父さんに連れられてきた子どもたちも、出来上がった箱をヤスリでみがいてお手伝い。 「クルクル回るようにしたい」という黄色の子の希望も実現しそう。 真ん中に通すのは水道管です。 シャベルを置くところはクルクル回る観覧車。 お父さんたち、かっこいい!! 貴重な休日にもかかわらず、作業に駆けつけてくださったお父さんお母さん、どうもありがとうございました。

2月7日(月) 海浜公園へ(鳥ぐみ)

 今日は鳥ぐみはお散歩です。 曇っていて少し寒い。 行き先は、風が吹くとさらに寒くなる、海の近くの海浜公園です。 大丈夫かな? 長谷駅前を通過。  信号が途中で変わって、離れ離れになっちゃった。  134号線沿いの歩道を歩いて、海浜公園のグラウンドに到着です。 週末になるとサッカーや野球をする人々でにぎわう広い公園も、この日は誰一人いませんでした。 はせっこ貸切状態です。 海は波もなく穏やかでした。  風こそないものの、やっぱり寒い! 走らないとやってられません。 おにごっこをしたり、地面の上に書いた線の上を走って競争して遊びました。 もうすぐバレンタインデー。 両手に花でモテモテ? この二人はあちこち場所を変えては、戦いごっこをしていました。  「さすが子どもは風の子。元気一杯走り回っていました」と言いたい所ですが、実はこんな光景もしばしば見かけました。 寒そうにベンチに座っているので、「走らないないとますます寒くなるよ」と声をかけると、「走らないと寒くなるけど、走ると疲れちゃうんだよね・・・」という返事。 おいおい・・・。

2月8日(火) お弁当の歌(花ぐみ)

 花ぐみでは先日「お弁当の歌」を作りました。 歌に登場するのは、「オーストラリアのジャングルに住んでいるゴリラ」「北海道の山の中に住んでいるシカ」「幼稚園のおもちゃ置き場にいるキリン」「幼稚園の土の中にいるアリ」です。 歌詞を一部紹介します。    ゴリラのお弁当はでっかいお弁当 バナナとリンゴとフルーツたくさんだ    シカのお弁当は中くらいのお弁当 シカ煎餅とワラとはっぱがたくさんだみんなでお弁当になってみました。 まずはゴリラのでっかいお弁当です。 リンゴになっています。 ゴリラが食べにきました。  そのあとも、先生がシカになったりキリンになったりして、子どもたち扮するお弁当を食べにきました。 子どもたちは食べられまいと、教室を逃げ回ります。 「キャー! キャー!」と花ぐみの教室は大騒ぎでした。 アリは餌を巣に運びます。 巣にとっておこう、と連れていかれちゃった。 アリの巣に集められた餌たち。  さて、歌を作るのに合わせて、ダンボールでお弁当箱も作ってありました。 自由に形が変えられるようにうまく作られています。 ゴリラのお弁当箱。  お弁当箱を小さくしたら、足が出ちゃった。  「お弁当箱が閉まらない〜」  花の子全員で入るとギュウギュウなので、ダンボールを継ぎ足してもう少しお弁当箱を大きくすることにしました。 それとお弁当箱に飾りつけもしたいね、ということで作り物が始まりました。

2月10日(木) サリーさんと遊ぼう

 今日は朝から、卒園生のお母さんでイギリス人のサリーさんが遊びに来てくれます。 前日から楽しみにしていた子どもたち、練習していた「ハロー」は恥ずかしくて言えませんでした。 でも、サリーさんが日本語で話しかけてくれて安心したようです。 風&月ぐみ、花&鳥ぐみでお話を聞きました。 まずはイギリスのお話をしてくれました。 「3つの国がひとつになって今のイギリスになったので、国旗も3つが合わさって今の国旗になったんだよ」とさりーさんが教えてくれました。  イギリスの学校の様子を写真で見せてくれました。 「山すべりはするの?」という質問に、「マウンテンスライダーは、はせっこ特別ね」とサリーさん。 次に英語の歌を教えてもらいました。 大きな輪になって歌いましょう。 歌詞の中に「ののさまおはよう」も入って楽しい。 動物が出てくる手遊びでは、さすがはせっこ! なりきり上手です。 ねずみ  うさぎ そして絵本を読んでもらいました。 もちろんすべて英語ですが、大きな身振り手振りでみんな引き込まれてしまいます。 最後に子どもたちから歌をプレゼントしました。 楽しい時間をありがとうございました。 「サリーさん、また遊びに来てね」。

2月16日(水) 1年間の思い出



    4月から一緒に過ごしてきた仲間達との生活も、後一ヶ月になってしまいました。 そこで、クラスごとに、この一年間であった楽しかったことの数々を思い出して、表現することにしました。 どのクラスも、楽しかった思い出をみんなで相談して、身体で表現したり、大道具小道具を制作したり、歌を作ったりと、外は冷たい雨が降っていますが、部屋の中はぽかぽかです。
花ぐみ:どうぶつのお弁当
 花ぐみの相談で決まった思い出のテーマは「おべんとう」。 ゴリラやキリン、シカやアリのお弁当に合わせて、大きくなったり小さくなったり、
細長くなったり、中くらいにもなるように、段ボールに、布を貼ったり絵を描いたりして、ひもでつなげた工夫が一杯の素敵なお弁当箱です。

 どうぶつ達が、長谷幼稚園に着いた後は、「材料持ってきたよ」「お弁当作ろう」となって、コックさんと材料が前後になって並びます。
♪シャカシャカシャカ トントントン ポチャンポチャン チャポンチャポン ブクブクブク ジュウジュウジュウ できあがり

 「できあがりの所は、胸から手を前に出して、こういうポーズにしたい」「材料も動くことにする?」 どんどんアイデアが出て、具体的になってきました。

鳥ぐみ:はせ海の仲間がやってきたお話
とり組の考えている思い出は「海に行ったこと」。 お餅つきをしていると、海の生き物たちが出てきてお餅を分けてあげます。 海の生
き物たちはお礼に海に案内してくれて、そこで「やきいも」をします。 ただ今、針と糸で焼き芋を制作中。


風ぐみ:テーブルとイスのお話
楽しかったトンカチを思い出したかぜ組。 自分たち自身が木箱やクギになってみました。
手を上にしてクギになっています。トンカチが「トン トン」と言いながら,触っていきます。「クギ打てたよ」
クギを打ってテーブルが出来ました。まずは小さなふたりテーブル。
みんなで手をつないで大きなテーブル。 
イスも出来ました。
「マッサージイスです」
木箱にクギ、イス、テーブル、何でも身体で表現してしまいます。
月ぐみ:まほう使いのお話
つきの子達は夏祭りの頃からすっかり定着したまほう使いの話が膨らんできました。
 まほう使いはほうきに乗って、山へ行ったり海へ行ったり。 山に着いたらズリズリとおしりで滑る山すべり。 みんな山を思い出し、いっせいにズリズリ、楽しそう。

「落ちちゃいそう、ヒュ〜」 地面に落ちたら、花が咲いて、木が育って草が生えて、虫たちがやってきて、「虫ダンス」を踊ります。

♪むし ふりふり むし ふりふり むし ふりふり むし ふりふり はね ガシャガシャ×4回 ケンケンパー×4回 チョキチョキパー×2回 グーチョキパー ×2回 パンパンパン  ×2回 ポーズ

朝になるとまほう使いの絵本に戻っていきます。

まほう使いの絵本は段ボール一枚ですぐに倒れてしまいます。 「じょうぶにしたい」「絵ももっと描きたい」

みんなで作るまほう使いのお話、楽しみです。

2月16日(水) ひな飾り

今朝早く、先生達が各クラスにおひな様の飾りを出してくれました(左から順に、花・鳥・風・月ぐみ)。  風ぐみのひな飾りには、お花やあられが添えられました。 月ぐみには、お餅や魔法使いの絵、そして「ふたりマフラー」なるものが掛けられました。 いたずらじゃありません。 子ども達のあたたかい気持ちの表れなのです。

2月18日(金) ぐりとぐらの人形劇

   毎月有志のお母さん達で開かれる読み聞かせの会、ちゅうちゅう会。 今回は特別バージョンで、ぐりとぐらの人形劇が開かれます。 お迎えの時間を繰り上げて、お母さん達もたくさん観に来ました。 子ども達から「かわいい」との声があがります。 ミルクや砂糖小麦粉、小物もみんなお母さん達の手作りです。 おいしそうなカステラが出来ました。 森のどうぶつ達に、少しずつ分けてあげます。 食べ終わったたまごは車になりました。 子ども達からは、やまないアンコール! アンコールにこたえて、手遊びを3回もしました。 今度は子ども達から、お礼に歌を歌ってくれました。 1ヶ月前から、準備を始め、直前まで練習を重ねていたおかあさん達。 大成功おめでとう!

2月22日(火) 避難訓練

午後1時30分、レスキュー車に乗って消防署のおじさんが来てくれました。  「職員室から火が出ました。 みんな急いで鉄棒の後ろに集まりましょう」の放送で、子どもたちはさっと集合できました。 急いで先生たちは人数の確認をします。  「次に消防署のおじさんから、火事などで逃げる時は「少し早足で、先生の声が聞こえるぐらいの速さで逃げよう」というお話と、「レスキュー車は人を助ける車だから水は積んでいないんだよ」というお話を聞きました。 次は消火器の使い方の説明です。 実際に使うのは先生たちです。 「火事だー!」と大声で言ってから、消火器で火を消します。 上手にできた先生たちに拍手! そして最後に正しい消火を見せていただきました。 「消防車のおじさん、ありがとう」

2月23日(水) 2月のお誕生日会

2月のお誕生日会は全クラス一緒で行いました。 まずは、ののさまにお花をあげます。 うれしい、先生手作りのカードのプレゼントです。 「お誕生日おめでとう」 「見せて」「見せて」 親子インタビューでは、「自分の子のいいなあと思う所」をお母さんにお話してもらいました。  そして子どもたちのお祝いは、今各クラスで進めている、1年を振り返って楽しかった事のお話を少しずつ発表しました。 まずは花ぐみ、動物のお弁当のお話です。 キリンのお弁当。 アリのお弁当。 鳥ぐみは「はせうみのなかまがやってきたおはなし」です。 海で餅つき。 長ーい電車になって出発。 風ぐみはテーブルと椅子のお話です。 「木箱わっしょい、しょい」  「くぎでトントントン」 月ぐみは魔法使いのお話です。 虫たちが出てきて「虫ダンス」を踊ります。 「はねガシャガシャ」  「ケンケンパー」

2月28日(月) お別れ遠足(黄色の子)

 今日は黄色の子(年長)とおうちの人と先生とでお別れ遠足です。 行き先は、裏大仏ハイキングコースを歩いて源氏山公園です。 桃・赤・青の子たちは、幼稚園はお休みとなりました。  いいお天気に恵まれました。 いつものように幼稚園に登園です。 先生が、はせ森村長から届いた「長谷幼稚園みかんぐみのみんなへ」という手紙を読んでくれました。 手紙に書かれてあった5つのグループに分かれて、はせ森(=源氏山公園)へ向かうことにしました。  おうちの人と手をつないで、はせ森へ出発です。 先生は付いてきません。 道間違えないかな・・・とちょっと心配になりました。 グループ毎に親子だけで出発です。 下の子を実家に預けたり近所の知り合いに預けてきたお母さんも多く、「上の子と二人だけで出かけるなんて久しぶり」というお母さんもいました。  残ったグループは、幼稚園で花いちもんめをして出発を待ちました。 「誰にしようか」  2番目のグループ出発です。 このあとどんどん幼稚園に残る人数が減る中、それでも延々と花いちもんめは続くのでした。  最後のグループも幼稚園を出発です。 大仏坂体育館の横から急な階段を登り、ハイキングコースへ。 いきなり息が上がってしまいました。 ふう・・・っ。  急な坂道を足元を見ながら懸命に登っていたので、危うく途中にあった問題に気づかず通り過ぎてしまうところでした。 漢字ばかりの文章で、子どもたちは勿論、おうちの人も頭をひねっていました。 「何これ?」  第1問は「きいろのこが かんがえた あたらしい おもちゃおきばの どうぶつはなに?」と読むようです。 「キリンだ!」 答えをおうちの人に書いてもらって、再び歩き出しました。 歩くのにちょうどいい気候です。 気持ちよい山道が続きました。  途中でまたまた問題があり、その都度親子で頭をひねりました。 第2問は「歯世用地円野宇太 ♪御久間比軽 日呂磯羅〜♪ 佐手、歯世用地円羽 奈二野奈嘉仁阿留?」。  第6問まであり、すべてこのような調子で出題されていたのでした。  歩くのが早い子、遅い子、おしゃべりに花が咲きのんびり歩くお母さんたち・・・歩くスピードはまちまちでも、途中の問題ではみんなが揃うのを待って一緒に考えました。 そして一時間程ではせ森(源氏山公園)に到着しました。 先に着いていたグループは、花いちもんめをして待っていました。 さて、全グループが揃ったところで答え合わせです。 第1問では「主茶尾牙野」(おもちゃおきばの)がうまく読めずに、「茶色い尻尾があって牙がある動物って・・・?」と考え、「トライオン」という珍答を出したグループもありました。 ちなみに前述第2問の答えは「森」、上の写真第6問の答えは「たまご」でした。  広場に場所を変えて、今度は「くまうさゲーム」(鬼ごっこ)です。 最初はおうちの人がくま(=鬼)になり、逃げる子どもたちを追いかけます。 「捕まえた!」 捕まえられたウサギたちは、ウサギ小屋で仲間が助けに来てくれるのを待ちます。 次は子どもたちがくまになって、おうちの人を捕まえました。  今度は「いもむしゲーム」。 出会った人とジャンケンをして、負けた人は勝った人のうしろに付いて、いもむしのように長くなっていくゲームです。 まずは先生たちが見本を見せてくれました。 広場のあちこちで見られていたジャンケンがだんだんと少なくなり、最後は1匹のいもむしにつながりました。  上空を飛び回るトンビに気をとられながらの昼食を終えた後は、12月の「子どもが考える行事」で黄色の子たちが考えた「はせもりのおはなし」をもとにお母さんたちが子どもたちを楽しませる番です。 「はせもりの動物たちは食べられた後、卵から生まれて棲みかに戻ったけれど、いもむしとみかんはどうなったんだろう?」という疑問をもっていもむしとみかんを探しにくる子どもたちを、5つのポイントで迎えるお母さんたち。 先生から渡された空き箱や毛糸、セロハンテープなどの廃材を利用して変装もします。 各ポイントには出産(卵)を控えたお母さん動物がいて、子どもたちが次のポイントに行くには、お母さん動物のお願いをきかないと行けません。 どのように子どもたちを迎えるか、短時間の間に考え準備をします。  ここは第一ポイント、卵が生まれるための歌を子どもと一緒に歌います。 「うまれる、うっポン、うまれる、うっポン、もうすぐうまれるポンポン」って歌でどうかしら? 最後のポンポンのところで、腰も振りたいわね。