最初は「園庭でみんなで遊ぼう」です。 新聞ボール運び・おんぶ競争・2人3脚リレー・じゃんけん綱引きの4種目が行われました。 どの種目も親子でペアーになって行います。 大きく育った我が子をおんぶしたりだっこしたりするのはうれしいやら、つらいやら…。
運動の次は、先生たちの出し物です。「白雪姫」を脚色した劇を、かつらや大胆な衣装で変身した先生方が熱演！ ３月で結婚のため退職するゆみちゃん（お姫様）のお相手に、本当の婚約者のかたの顔写真をつけた王子様が！！ 劇中のセリフで、二人のデート場所や、お弁当の中身まで教えていただき、園児も母たちも大はしゃぎでした。 最後に、お姫様と王子様が結婚して、「ゆみちゃんおめでとう」の声に、にっこり笑って答えたゆみちゃん、ドレス姿が素敵でした。
そろそろおなかと背中がくっつきそうな、はせっこたち。 パーティーのメイン料理も、長谷幼稚園はひと味違います。 外からお弁当を注文する年もあるのですが、今年は午前中の運動に引き続き、お昼ご飯も親子で作って楽しもうという企画。 クラスで１本ずつ、長い長い海苔巻きを作って食べようというのです。 海苔をつなげて、すし飯に、具をのせて…みんなで「せーの！」と、ラップごと巻いて、どのクラスも大成功！！
自分たちで作ったから、よけいにおいしいね。 親子そろってにぎやかなお昼ごはんです。
お昼ごはんのあとは黄色のお母さんたちによる出し物で、「ブレーメンの音楽隊」の脚色劇です。 出演者がやたらと多い劇です。 園児たちはもちろん、大喜びですが、それ以上に、母たちの楽しそうなこと。 子連れで出てくるひとあり、普段のイメージと全然違った役者ぶりを発揮する人あり。 長谷のお母さん方のパワーってすごいですね。 ３年のあいだにたくましく成長するのは、子供だけでなく、母親もなのかもしれません。 長谷幼稚園での出会いは、母たちに、新鮮な刺激と、深い絆、そして、のびのびと自分を解き放つ場所を見つけた人のもつ、力強い輝きをも与えたように思えました。 黄色のお母さんたちがやたらまぶしく見えた一日でした。
楽しい劇のあとは、先生方への謝恩の気持ちを表しましょう。
先生方に前に出てきていただいて、まずは、クイズ。 黄色の子の、赤ちゃん時代の写真がでてきます。 誰が誰だか、わかるかな？
つぎは、子供たちから、先生にお花を渡します。
園長とマンモスには、母たちの寄せ書きを。
担任の先生方には、メッセージファイルを渡しました。 これは、くみごとに１冊あって、園児一人につき１ページずつ、裏表を使って、お礼の言葉や写真、絵など、母と子でメッセージを綴ったものです。 ゆみちゃんには、もう１冊、レシピ集も渡されました。 これは、結婚する先生への恒例のプレゼントで、母１人が１ページずつ、「簡単でおいしい」得意のレシピを書いたものです。プレゼントのエプロンやクロスと一緒に、ゆみちゃんが使ってくれるといいですね。
最後に、「風の花束」をみんなで歌い、途中でまたまたかぶり物をした母たちが現れると、その帽子から風船がいっぱい出てきたのでした。
素敵な１日を、黄色のママたち、ありがとうございました。
